忘れられない ページ6
貴方side
あの夜ふっかに言われた
次の日の朝、翔太から電話がかかってきた
寝れなかった私は学校に行くことも出来なかった
『…もしもし』
渡｢やべーぞ、お前｣
『知ってる、どうしよう…翔太っ』
渡｢とりあえず、リリとお前ん家向かうから待ってろ｣
制服に着替えて、2人を待っていると
目黒くんからもメッセージが来ていた
目黒くん大丈夫??
目黒くん俺でよければ力貸すけど…
もうこれ以上、誰も傷つけたくない返事を返すのは
全部終わってからにしようと携帯の電源を落とした
ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ
『はい…』
渡｢よ、大丈夫か？｣
リリ｢A…体平気？｣
『うん…』
重い足を進め何とか学校に向かった
渡｢相手側の生徒はバレてないらしい。ふっかは今校長室にいる｣
『バレて…ない？』
リリ｢そう、黙秘してるんだって…ふっかが｣
『そうなんだ…』
ふっかが私を庇って黙秘を続けてるらしく
それだけでも胸がきゅっと苦しくなった
リリが詳しい事聞いてくると教室を出て行った後
私の横に座る翔太
渡｢ふっか多分辞めさせられるんだろうな、｣
『ねぇ、どうしよう…』
渡｢お前ふっかの事好きなんだろ？｣
『…っ、』
渡｢知ってるから、無理しなくていいから｣
何も言わずただ頭を撫でられ、
溢れ出した涙が止まらなかった、また1人傷つけた
渡｢心配すんな、俺傷ついてねーし。｣
『でもっ、』
渡｢俺こそ、いっぱい傷つけてごめんな。｣
『翔太、ごめん。ありがとう』
渡｢俺らは友達に戻れるよ、な？｣
差し出された手に重ねると優しく握られた
翔太の顔を見ると優しい目をして笑っていた
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もにぃ(プロフ) - ふさん» ありがとうございます！更新、完結出来るように頑張ります！！ (2021年2月8日 22時) (
レス) id: e68f2c559e (このIDを非表示/違反報告)
ふ - 楽しくキュンキュンして一気読みしました！続きを楽しみにしてますね♪♪ (2021年2月8日 17時) (レス) id: 3ae47a3069 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もにぃ
| 作成日時：2021年1月4日 12時
