不良と私と帰り道�� ページ2
※いきなりちょっと暴力的です。あくまでちょっと。
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『学外活動に忙しいので…』
朝からそう言った通り三つ編みの人…神威は、結局星海坊主先生の授業も私の授業も参加しなかった…。ちなみに云業というあの量産型…ゲフンゲフン、云業は授業を真面目に受けていた。
授業終わりには質問までしてくる素晴らしい態度でちょっぴり嬉しかったり。
まぁ、神威は授業は来ないが学活には来るという素晴らしい暴挙に出ていて、星海坊主先生に追っかけられてた。…捕まったかは不明である。
「…へりくつかよぉ！何で学校来てんのさー！べんきょーしに来てんでしょーがぁ、もう！！」
勉強がしたくて高校に入る人は少ないのでは。と、自分の学生時代を浮かべてしまうがソレを無理矢理頭の隅へと追いやった。
…火照った顔にあたる夜風が心地いい。
実はこの私、他の教師陣達に連れられ飲みに行っていたのだ。
いつもなら酔わない量でも色々あり悪酔いしてしまったりと散々だ……まぁ私が悪いけど。
ふらふらと、おぼつかない足どりで歩いて行く。
随分と遅い時間になっちゃったなー、
時刻は11時をまわってる、いつもなら帰り道から外れること無く急いで帰るとこだが…。
ふむ。折角だし、少しぐらい酔い醒ましも兼ねての散策でもしよ。
些か折角の使い方を誤っているような気もするけど、そんな事は些細だと思える程、最高に気分がいい。
「真夜中の一人歩きは危ないぜ、おねーさん」
学ラン…学生…
「学生…？」
「は？」
「もう補導される時間なのに、こんな道端で人に声かけてちゃあそっちのが危ないよ」
サツに捕まっちゃう。呟いた言葉を聞き、目を丸くする男子生徒達。まぁ、見るからに不良なんだけどね。
それにしたって、なんで道端？なんで制服？
まぁ、ゲーセンとかのが警察とのエンカウント率高いけどさ。律儀に制服はどうかと思うよ…。
｢ねーちゃん、自分の心配しようぜ？夜中に男らに囲まれてオンナが無事で済むとでも思ってんのか？｣
む。
「やな感じ。あたし的には最高に差別的だよソレ。」
「は…」
会話をしていた不良を思いっきり殴る。固まった奴からどんどんバックやら足やらで蹴り飛ばす。
「ほら、まだいけるよね？」
わざと急所をはずすのは、昔の癖。
ーー不意に学生時代がフラッシュバックした。
改造制服を着て、髪は金髪に染めていた、喧嘩がひたすらに楽しかったあの頃。
不良だったあの頃。
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じょうぎ - 楽しく読ませていただいています！更新頑張ってくたさい！ (2020年4月24日 17時) (
レス) id: 584ba0be0a (このIDを非表示/違反報告)
にわとり(作者) - 今日からちょこちょこ投稿したものの修正をして行きますので、ストーリー自体は変わりませんが、掛け合い等は変化していると思います。よろしければご覧ください…… 。 (2019年3月25日 16時) (レス) id: 3dc5cde6ef (このIDを非表示/違反報告)
にわとり(作者) - 紺１５さん» コメント有難うございます。面白いといっていただき、とても嬉しいです！なるべく早く更新していこうと思うので、よろしければご覧ください… (2018年12月18日 22時) (レス) id: 26755ac849 (このIDを非表示/違反報告)
紺１５ - 初コメ失礼します。とっても面白いです！更新がんばってください！応援してます。 (2018年12月17日 21時) (レス) id: 066ea7ef76 (このIDを非表示/違反報告)
にわとり(作者) - 幽銀さん» 是非とも拝見させて頂きます！ (2018年8月20日 10時) (レス) id: bc63f6c7e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にわとり | 作成日時：2017年12月27日 21時
