EXILE TRIBEの愛され姫

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((NAOTOside))





そんな沈黙を破ったのは岩ちゃんだった。




岩｢ねね!久しぶりだなぁ!｣





｢そうだね、久しぶり｣





岩ちゃんが話し出すと

それに乗って直己も話し出す。





直｢しばらく見ない間に大人っぽくなったな｣





｢直ちゃんおじいちゃんみたい｣





2人と話しながら笑うねねちゃんをみて

可愛いなって、キュンとしてしまったけど

それとこれとは話が別!





NA｢えっと、ねねちゃん?｣





｢は、はい!｣





突然名前を呼ばれて顔が強ばるねねちゃん。





NA｢なんで三代目に加入することになったの?｣





｢えっと...

前からヒロさんに事務所入らないかって言われてて

でも、まだ高校生だったから

卒業したら入るって約束で...｣





あー...なんかいつかの飲みの席で

すごい女子高生見つけたって

ヒロさんが言ってたよーな...





｢でも...私も女の子のグループに

入るんだと思ってたから｣






｢ヒロさんに三代目かGENERATIONSに

加入して欲しいって言われた時は驚いて...｣






...ん?





NA｢三代目かジェネのどっちかって言われたの?｣





｢はい｣





NA｢多分ねねちゃんの年的に

ジェネの方がメンバーと年近いのに

なんで三代目を選んだの?｣






｢あ...っと...

実はジェネのメンバーの中に

私の幼なじみがいて｣




｢いつも一緒に踊ってたから

今度からは違うグループになって

お互いを高めながらやりたいなって...｣





ジェネの中に幼なじみ?





岩｢幼なじみじゃなくて彼氏でしょ｣





｢ちょ、岩ちゃん!｣





NA｢えっと...誰?｣





｢...玲於です｣





そっかぁ玲於と付き合ってるんだぁ



ってなにちょっとショック受けちゃってんだよ。





まぁとりあえず三代目に

入ることになった経緯はわかった。




でも、なんでヒロさんは男のグループに

女の子のねねちゃんを入れようと思ったんだ?




そこだけがどうしても分からずにいると





岩｢まぁ、みんなが考えてる事は

なんとなくわかります。｣




岩｢ヒロさんがなんで女の子のねねを

三代目に入れることにしたのか｣




岩｢ねねの踊りを見てもらえればわかると思います｣




岩｢ってことで、スタジオに移動しましょう!｣





何故かテンションの高い岩ちゃんに

背中を押されながら俺達は会議室を出た。

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