ラブリルブラ Ⅱ (ページ10)

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樹Side

たまたまラジオで高校の頃の話をしていた。
その日のラジオは俺ときょもで、まぁ高校の時に席が前後とかそういう話をしていたらラジオ終わりに帰る時にきょもに唐突に言われた。

京「そういや、高校の頃ってAのこと全然知らなかったや」

樹「あーたしかにそうかも………きょもが初めてAと会ったのって俺らが卒業してからとかそれくらいじゃない？」

京「……そういえばそうかも」

樹「俺がSixTONES結成する時とかのライブで招待して、その時に会ったんじゃなかったっけ」

京「なんかそんな感じだった気がする！懐かしいな〜……」

樹「え、だって高校も卒業してからもうすぐ10年とかになる訳でしょ？！そりゃ懐かしいよ」

京「え、Aとは中学の時に会ったんでしょ？」

樹「あーそうだね。中学は3年間同じクラスだったし」

京「なら高校の時とか全然会わなかったんじゃない？」

高校の頃は今の時期、いやこれまでAと出会ってから今までで1番Aとの関わりが薄かった時期だと思う。

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高校の頃のAはと言うと、地元でも有名な賢い公立高校に入学していた。相も変わらずあの頃からゲームする、とかは少なくなったけどたまに電話していた。

樹「そういやテレビのレギュラー決まった！」

『え、そうなの？』

樹「そうそう！それにドラマも！！」

『すごっ！え、録画するからどこのチャンネル？番組名何？』

ちょうどバカレアが決まった頃も報告したら録画すると言ってくれて、後で聞いた話だとAのお母さんと見ていたらしい。
大輝さんは最初Aがアイドルにハマった？！ってビックリしてたらしいけど出演してた俺が中学の同級生だと知ってからは見てくれていたらしい。

当のAはというと大輝さんとの活動もそこそこ軌道にのってたらしい……
らしいって言うのはあとから本人に聞いたらいい感じ〜しか言われなかったからたまたま動画も見たりすると面白いと書かれていたりすると、俺の同級生だから当たり前だろと思いながら見ていた。

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