ラブリルブラ Ⅱ (ページ3)

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ASide

今日は仕事も落ち着いていて人狼っぽいゲームの配信もしたし動画も投稿したから正直やり切った感がすごい、まだ夕方なのにね。
流石に人を疑うゲームをすると頭を使うし疲れるなぁ……あ、そうだ冷蔵庫に甘いもの入ってた

ピンポーン

いや考えてる時にインターホンなるって何事？
なんて思いながらドアホンを見ると知っている人がそこには立っていた。

『まってなんで居るのお兄ちゃん…』

大輝「いや、A入れてくれへん？！」

『しゃーないなぁ……部屋はわかる？』

大輝「わかるわかる！」

ドアホンを見るとそこに居たのは大阪に居るはずのお兄ちゃんがいた。社会人になって働き始めた会社で大阪に転勤になってからはたまーに出張でこっちに来てたりするけど………なんでか突然うちに来た。

てかなんで私服なんだろ。いつもだったらスーツなのに。そんなことを考えていると、お兄ちゃんは家の前にいたので招き入れた。

大輝「ほんまごめんなぁ急に」

『別にいいけど……てかどうしたのさ、急に私服できて。』

大輝「いや実は転勤でまたこっち戻ることなったから引越しになったから実の近くに戻ろうと思って帰ってきたんや」

『あ、そうだったの？え、引越しは？』

大輝「まだまだ先。今日から有休使って家探しに来た」

『なるほどね〜……で、何しに来たのさ』

理由は分かったけど、ならなんでうちに来たのかだけわかんない。家には泊めてもらえるとは思ってないだろうし……うん。なんでだろう。嫌な予感がする。

大輝「いやーSwitchSportsやらない？と思って」

『嫌です』

大輝「Aなんで？！やろうよ！！」

『えー運動苦手だしセンスないもん…』

大輝「体育の成績だけ悪かったもんね〜」

『うるさいなぁ………』

大輝「他は俺よりできてるのになぁ〜」

『ねぇ追い出すよ？』

大輝「すみませんでした。」

本当にもうお兄ちゃんめんどくさいなぁ。
結婚しても私の事煽るからよくお兄ちゃんの奥さんの愛莉ちゃんにも怒られてるけどその肝心の愛莉ちゃんが居ないからめんどくさいことになってる……

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