ラブリルブラ

▼ ページ38

▼






それからというものの、慎太郎と紬は急速に仲が良くなった。
どちらかと陽キャに分類される慎太郎と陰キャに分類される紬だから仲良くなるから心配だったけど……謎の距離の歩み方で仲良くなってた。






樹にも慎太郎と紬が仲良くなったのを話すとそれはそれで驚いていた。






樹「なんか紬が慎太郎と仲良くなると思ってなかったわ……どちらかと言うときょもとか北斗の方が合いそうなタイプなのに」




『いや、北斗はむりでしょ……ハードルが高すぎる』




樹「あー北斗の友達の条件な」



『紬は多分無理……いけてもきょもくんか高地くん。ジェシーは多分キョドっておわる』



樹「うんわぁ想像つくわ〜」





まぁこんな会話が繰り広げられてたなんて、紬も慎太郎も知るわけは無いんだけど………………





そしてせっかく開いたサーバーについては慎太郎が空いてる時にたまーに3人でゲームをして遊ぶことになった。
主にマリカになるけど、レースしてるつもりが後々妨害したりして楽しんでる






慎「よっしゃいま1位〜」



紬「いや、まだ2rapあるから落とす落とす」



『あっ……サンダーひいたんだけど』



「「待って待って待って」」



『じゃあカウントダウンするわ、さんっ！』



紬「はー？！」



慎「これはA許せないやつよ」



『あはははは！2人ともおちてるじゃん！！笑』



慎「紬、Aおとすぞ！」



紬「慎太郎一旦は停戦協定結ぼう。出ないとAが独走しちゃう」



慎「まーたレートの差が開くからとりあえずつぶそう！！」



『あはははは〜やれるもんならやってみろ〜！笑』






何だかんだこの3人で遊ぶのが楽しかったり…………紬も生配信で雑談する時に話してたりするみたいで、たまに私の雑談配信でも聞かれたりする。
まぁ慎太郎の素性は明かせないからちゃんと伏せているけど。






『んふふ。』



紬「Aなにわろとんねん。」



慎「ほんまやほんまや〜」



『いや関西弁下手すぎ』






配信外でも紬にとっても楽しくゲームが出来る人が増えて私自身嬉しかったり。
こんなこと紬には言えないけどね！






▲

▼ パーティを止めたくて→←▼

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す