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彼女の手料理が俺の胃袋に全部収まったところでマネージャーから催促の電話が入った




「森田さん?今どこですか?」





「彼女の家」





はぁ?!


久しぶりにマネージャーのこんな声を聞いた


そういえば今日は朝から撮影だったんだ


しかも迎えの時間は過ぎてるし不審に思ってかけてきたんだろう



「聞いてませんよ〜」



って、今にも泣きそうな声が言うので


言ってないからって笑ったら


笑い事じゃないです!って怒られた


素直にここの住所を伝えると



「今すぐ行きますから、下で待っててください!」



それだけ言って電話が切れた





「ごめんなさい、お仕事だったのに」





俺の声で悟ったのか、悪くないのに謝る彼女に




「Aは悪くないから、俺がちゃんと起きればよかっただけの話」




だから謝らないで


そう言うと不満そうだったけど頷いてくれた


時計を見ると6時38分


ここからスタジオに向かってもそんなにかからないだろう


早めに迎えを頼んでおいてよかった


昨日来た時と同じ格好でケータイと財布だけを持って玄関に向かった




「いってきます」




恥ずかしかったけど、試しにそう言ってみると




「いってらっしゃい」




頬を少し赤らめた彼女が手を振りながら言ってくれた


ドアを開けて行く気満々だったけど


戻って彼女を抱きしめる




「遅刻しますよ…」




そう言ってたけど背中には彼女の腕の感触を感じた


最後にもう一度だけキスしようとしたら





「そんなにされたら死んじゃいます」




と言って手で口を隠すので額にしてやった


なぜか彼女は怒ってたけど


照れ隠しと捉える事にした

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テツ子(プロフ) - にゃんころ餅さん» いえいえ(^-^)v頑張って下さい! (2015年12月26日 22時) (携帯から) (レス) id: c70ac8ca67 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんころ餅(プロフ) - テツ子さん» ありがとうございます〜( i _ i )がんばります! (2015年12月26日 22時) (レス) id: 89878739e2 (このIDを非表示/違反報告)
テツ子(プロフ) - にゃんころ餅さん» 力になれて良かったです(^-^)v続編できたら絶対読みにいきます! (2015年12月26日 21時) (携帯から) (レス) id: c70ac8ca67 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんころ餅(プロフ) - 向日葵さん» わー!ありがとうございます!続編書く方向でがんばってみますね^ ^ (2015年12月26日 21時) (レス) id: 89878739e2 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんころ餅(プロフ) - テツ子さん» な、なるほど!参考になりました。続編書こうかな…(笑) (2015年12月26日 21時) (レス) id: 89878739e2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にゃんころ餅 | 作成日時:2015年11月23日 0時

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