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「ん…」





カーテンの隙間から漏れる光で起きる


目をゆっくり開けると見たことのない天井


一瞬にして昨日の記憶が蘇る


隣を見ると彼女の姿がない


胸がざわついた


脱いだままで放置してあった服を身に付けリビングに行くと


ソファに彼女の寝ている姿が見えた


お腹の辺りを上下させ


気持ち良さそうに寝ている


そっと隣に座って顔を眺めると彼女の頬に一筋の線があった


あの後何を思ってここに来て


何を思って泣いたのだろう


その筋に触れると、ピクッと反応して


瞳が開いた


焦点が俺にあったのか


微笑んで





「おはようございます…」





体を起こして言った



「おはよ、今日も仕事?」



そう聞くと


うん、と目を擦りながら頷いた


なんでここで寝たのか


聞きたかったけどぐっと堪えて


朝ごはんを作ってくれると言う彼女を抱きしめた




「どうしたんですか?」




と聞く彼女の首筋に顔をうずめて


ちゅ


と吸い付いた


彼女が慌ててるのがわかったけど


俺の抱きしめる力に勝てないとわかったのか無抵抗だった


顔を離した俺に




「見えちゃいますよ….」




と鎖骨の辺りに咲いた華をさすりながら言ってきた


見せるためだと伝えた時の彼女の顔は


とんでもなく赤かったけど

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テツ子(プロフ) - にゃんころ餅さん» いえいえ(^-^)v頑張って下さい! (2015年12月26日 22時) (携帯から) (レス) id: c70ac8ca67 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんころ餅(プロフ) - テツ子さん» ありがとうございます〜( i _ i )がんばります! (2015年12月26日 22時) (レス) id: 89878739e2 (このIDを非表示/違反報告)
テツ子(プロフ) - にゃんころ餅さん» 力になれて良かったです(^-^)v続編できたら絶対読みにいきます! (2015年12月26日 21時) (携帯から) (レス) id: c70ac8ca67 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんころ餅(プロフ) - 向日葵さん» わー!ありがとうございます!続編書く方向でがんばってみますね^ ^ (2015年12月26日 21時) (レス) id: 89878739e2 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんころ餅(プロフ) - テツ子さん» な、なるほど!参考になりました。続編書こうかな…(笑) (2015年12月26日 21時) (レス) id: 89878739e2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にゃんころ餅 | 作成日時:2015年11月23日 0時

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