ダイスキ_145* ページ6
貴女side
彼の優しいキスが降ってくる。甘くて溶けてしまいそう。頭がふわふわする。幸せだ。
彼の口が離れて目が合う。
いかないで。もっと頂戴。
私は両手を伸ばし彼の顔を包み込む。
彼「どうしたんだ?まだ寂しい?」
彼が私の手の中でフワッと笑った。優しい顔だ。私は彼のこの顔が大好き、とても安心する。
彼「目、瞑って。」
私は言われた通り目を閉じた。
すると瞼に何か柔らかいものが触れた。
奏斗、今私の瞼にキスをしているの?目元が温かくなってくる。
その感触が離れていくと、私はゆっくり目を開けた。
するとその瞬間奏斗が私の胸に顔を埋めた。
胸のラインに沿って舌を這わせる。
私の心臓が大きく高鳴った。
貴「奏斗……もう我慢出来ないよぉ。早く……。」
だんだん変な気持ちになってきて、早く触ってほしい。そう思っていた。
彼「ん。じゃあ可愛く喘いでね。」
相変わらず彼の顔は優しいのだけれど、それは男の人の顔だ。そう、分かっていた。顔も体も手だって、私よりずっと大きくて頼もしい。
そんな人に抱かれているのだから私が抵抗できるはずもない。する予定もないのだけれど。
貴「はっ…………あぁっ……んっ!」
彼「誰もいないんだから声抑えなくてもいいのに。」
貴「だって……抑えないと外まで聞こえちゃ……ああんっ!!」
最後までいうよりも早く彼の腰が再び動く。
私は既に二度絶頂に達していた為、息も切れ切れだ。
腰が勝手にビクビク動く。はしたなく開いた足が彼のモノの侵入を許す。
その後私は四度絶頂に達し、時刻は正午過ぎ。私はベッドでぐったりしていた。
一方お相手奏斗はというと、行為が終わったあとは親切に水を取りに行ってくれたり、今は私のそばに座って頭を撫でてくれている。
体力化け物なのか……?
彼「ごめんね、ちょっと張り切りすぎちゃったね。Aから誘ってくれることなんてめったに無いから、少し調子に乗っちゃったかも。痛いとことか、ない?」
相変わらず私のことを一番に考えてくれる彼が好き。
貴「痛いとこはないよ。大丈夫。」
そういうと、安心した顔と共に少し彼の顔が曇った。
彼「僕の夢の中のAだったとはいえ、他の男に……それも颯翔のものだったのが耐えられなかった。僕のものだって証明したかった。」
私は自分の頭を撫でていた彼の手を握った。
貴「大丈夫。今も昔も私は奏斗だけのものだよ。」
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天使系殿厨ちゃん(笑) - はい!頑張ります!!イラスト本当に本当にありがとうございました!!感謝です!! (2019年11月28日 15時) (レス) id: a7676729d0 (このIDを非表示/違反報告)
ねん@更新不定期(プロフ) - 天使系殿厨ちゃん(笑)さん» わわー!!遅くなってごめんなさい!テスト…そんな時期ですか!!頑張ってください!イラストお気に召されたかわかりませんが、リクエストありがとうございました! (2019年11月28日 12時) (レス) id: a8abc220a2 (このIDを非表示/違反報告)
天使系殿厨ちゃん(笑) - わーーー!可愛すぎた!!テスト勉強で全然読めてなくて、たまたま来てみたらまさかの!イラスト最高過ぎです!!ありがとうございます! (2019年11月24日 13時) (レス) id: a7676729d0 (このIDを非表示/違反報告)
ねん@更新不定期(プロフ) - 日名無 りんさん» お待たせしました!!拙いものですが読んで頂けて嬉しいです!いつも読んでくださっているお礼になったかは分かりませんが、宜しければ今後ともお付き合いくださると嬉しいです! (2019年11月23日 21時) (レス) id: a8abc220a2 (このIDを非表示/違反報告)
日名無 りん(プロフ) - うわあああ!!最&高です!ありがとうございます!ありがとうございます!!!奏斗君大好きだぁあああ! (2019年11月23日 17時) (レス) id: 0a69449343 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねん | 作成日時:2017年12月8日 14時