ダイスキ_130* ページ40
貴女side
数分ほど奏斗をなだめると彼の涙も止まった。
彼｢ごめん、もう大丈夫。｣
抱きしめ合っていた互いの体が離れる。
貴｢今の奏斗、今までで1番清々しくていい顔してるよ。｣
顔を上げた彼の顔は、今まで背負ってきたものを少しだけ下ろしたからなのか、さっきまでとは違う何かオーラを纏っていた。
貴｢少しずつでいいから、今みたいに奏斗が抱えきれずに溢れ出す前に、少しずつ……少しずつ……取り除いていこうね。｣
最後に彼の頭を優しく撫でて、｢さてと｣と私は暗い部屋に立ち上がった。
貴｢ごはん食べにいこう。すぐ作るから。｣
彼｢そっか、すっかり忘れてた。ありがとう。思い出したらお腹が空いてきたよ。｣
その後２人で軽食を取った。
毎度毎度女の子らしいものを作れなくて申し訳ない。
本当は時間と材料に余裕があれば、もう少しマシな料理が作れるのだけど……。
そう心の中で思っていればいつの間にか食べ終わっていた。
貴｢奏斗先にお風呂入ってきていいよ。その間に私食器とか片付けてこの部屋綺麗にしておくし。｣
私はそう言ったのだが、
彼｢やだ。Aのこと待ってるから、一緒に入ろう？｣
彼はそう答えた。
彼｢今日は僕、Aと離れたくないんだ。ずっと僕の視界にAを入れていないと不安で押しつぶされそうになる……。例え家には僕とAの2人しかいないと分かってても……。｣
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ねんどる(プロフ) - グレイス#ロッドさん» お返事たいへん遅くなり申し訳ありません！暖かいお言葉ありがとうございます！力になります！ (2017年10月28日 22時) (
レス) id: 33e71136b5 (このIDを非表示/違反報告)
グレイス#ロッド(プロフ) - 自分のペースで頑張ってください！ (2017年7月1日 12時) (レス) id: 18a0291f94 (このIDを非表示/違反報告)
ねんどる(プロフ) - グレイス#ロッドさん» コメントありがとうございます！とっても力になってます！是非これからも面白い展開を書いていけるよう頑張りますので宜しくお願いします(^-^) (2017年7月1日 12時) (レス) id: 530237087c (このIDを非表示/違反報告)
グレイス#ロッド(プロフ) - 更新頑張って下さい応援しています！ (2017年6月30日 19時) (レス) id: 18a0291f94 (このIDを非表示/違反報告)
ねんどる(プロフ) - #はなあすかさん» お返事遅くなってしまいごめんなさい！読んで下さってありがとうございます！感想まで頂けてとても嬉しいです！力になります！これからもまだ続く予定ですので、どうぞ宜しくお願い致します！ (2017年6月29日 19時) (レス) id: 530237087c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねんどる | 作成日時：2017年4月23日 18時
