# 今度は私が ページ27
A side .
やっと知れた。目黒くんのこと。
私が思うよりずっとずっと
目黒くんは一人で頑張ってたんだ。
いつも私のことばっかり気にかけて、
自分がしんどいことは隠して…。
目黒「 嬉しかったよ。櫻木が来てくれて。」
『 ほんと…？迷惑じゃなかった…？』
目黒「 うん。全然。」
それでも目黒くんは
また来ていいよって言ってくれた。
だからこれからも変わらず
目黒くんに会いに来るんだ。
そして今度は私が、
目黒くんを支えてあげられるように。________
.
それからも
私は時間があれば病院に顔を出した。
体調がいい日は一緒に勉強したり、
しんどそうな日は背中をさすってあげたり。
そんな目黒くんの姿を見てたら
私も頑張らなきゃって思うようになった。
ストレスなんて言葉に甘えて
受験から逃げてる場合じゃない。
毎日学校に行けることも、
勉強できることも、
幸せなことなんだもん。
それも、
目黒くんと出会えたから気づけたこと。
.
『 目黒くん、おはよ。』
目黒「 ああ… おはよ。」
10月も半ば。
その日は学校が休みだったから
昼前に�� あるもの �瓩鮖�って病院に来た。
けど、ベッドに寝てる目黒くんは
いつもより少ししんどそうに見えた。
『 大丈夫…？』
目黒「 うん。…ごめんだけど、
リクライニング、…上げてくれない？」
そう言われて
頭の方を少し起こしてあげたら、
私が座った方にゆっくりと顔を向ける。
目黒「 …なに、それ。」
『 ああ、…これ？』
すると目黒くんは
私が手に持った�� あるもの �瓩鮓�つけた。
それは、大学受験の願書。
『 前に話してた学校のね、
一応目黒くんのももらってきたんだけど、』
これは私の勝手な願望でしかないけど、
目黒くんと同じ学校を
受けられたらいいなと思って。
でも、
目黒「 …ごめん、櫻木。」
『 え？』
目黒「 …俺、受験出来ないかもしれない。」
目黒くんは眉毛を下げて
どこか悲しそうにそんなことを言った。
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めめLOVEるるー - 読ませていただきました。とても感動しました!! 最後の方感動ｼﾏｼﾀ。本当にお疲れ様でした…!!終わってしまったけどこの先の続きがみたいと思ってｼﾏｳ…でも新作などたくさんみます！これからも頑張ってください!! (2月8日 15時) (
レス) @page31 id: 6919ea9653 (このIDを非表示/違反報告)
天宮 - めっちゃ感動しました！とても良い作品だと思います！更新お疲れ様でした。 (9月10日 0時) (レス) @page33 id: 36d45ecf4e (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - ごめんなさいm(_ _;)mもう一人無断転載されている方のは、消されてました。 (2022年5月5日 7時) (レス) @page33 id: 8e8be135cf (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - プリ小説確認してたんですけど、作品消されてました。報告だけしときます(●´ω｀●) (2022年5月4日 21時) (レス) id: 8e8be135cf (このIDを非表示/違反報告)
望 穂(プロフ) - ゆゆさん» それは完全にパクられていますね‥ ご報告ありがとうございます😢 (2022年5月4日 16時) (レス) id: 09cf7327ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：望穂
| 作成日時：2020年3月21日 0時
