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『炎』の守護精 ページ8

ソウside



マリウス以外の守護精をそう簡単に信じることなんて出来ない



そう思っていたのに…



ソウ「いいっ!?」



トモヒロ「我慢しぃや。




消毒はこんなもんちゃうで」



今、『炎』のダイキの能力『風』によってできた傷を消毒してもらってた



ちなみに、ユウヤ様にどんな能力か教えてもらった



今日知り合ったばっかの俺に…



ソウ「いったい!!」



トモヒロ「消毒慣れてへんの?」



トモヒロはそんなことを聞いてくる



ソウ「いつも…」



『怪我?




人形なんかが怪我するんだ。




まっ、自力で治しな』



嫌な記憶が蘇る



トモヒロ「ソウ、どないしたん?」



ソウ「いつも…自力で…治してた…」



あながち、間違えではない



トモヒロ「そっか…」



トモヒロはそれ以上追求しなかった



トモヒロ「はいっ。




終わったで」



終わったところを見ると小さな傷は消毒してあって



大きな傷は包帯が巻いてあった



ソウ「ありがと…」



トモヒロ「どういたしまして」



トモヒロはそう言いながら救急箱を片付ける



ソウ「慣れてるね」



トモヒロ「何が?」



ソウ「手当て」



俺はトモヒロの手当てを見ていたけど素人が見てもわかるくらい慣れていた



トモヒロ「…前いた木でも…よく怪我する奴おってな」



『トモヒロ!!




また怪我したわ!!』



トモヒロ「よぉ、こういう風に手当てしとったんや」



懐かしそうに話すトモヒロ



仲がいい守護精を置いてまでここ(眠リノ森)に逃げてきたんだ



俺は逆にそっちの方が羨ましかった



前の木に親しい守護精がいる方が…



ユウヤ「終わった?」



そこにユウヤ様が入ってきた



トモヒロ「はい。




先程、終わりました」



ユウヤ「ありがとう。




マリウスも落ち着いて来てるよ」



俺はマリウスの元に向かった



マリウスはベッドに寝ていた



とても静かに



ソウ「マリウス…」



俺はマリウスに近寄る



ソウ「ようやく…安心できるよ」



今まで張りつめてきた糸が切れたのか急に眠気が襲ってきた



ソウ「ようやく…本当の『木』につけたよ…」



俺はそのまま



ソウ「ちょっとだけ…眠るね」



眠りについた

『炎』の守護精→←眠リノ森



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祐莉 - 楽しみにしてます! 全て側が現在ピンチですが、まだ全員登場していないから次の展開が楽しみです♪ (2020年1月22日 1時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
慧jump(プロフ) - 祐莉さん» コメントありがとうございます♪全てや炎以外に守護精はいるのか?楽しみに待っててください!! (2020年1月21日 7時) (レス) id: 51b819fa88 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - 楽しく読ませてもらってます!今のところジャンプ4人・ウエスト3人・セクゾ3人が登場してますが、まだ他のメンバーは未登場なので楽しみです♪ 個人的には、守護精は全てや火以外にも守護族があるのかな?と思いました! (2020年1月21日 0時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl  
作成日時:2020年1月16日 13時

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