眠リノ森〜『全て』の守護精と『炎』の守護精〜

『炎』の守護精 ページ38

ケイ side



？「トモヒロ…が？」



あぁ…困惑してる



当たり前か



つい最近まで相棒だった守護精が敵の『全て』だなんて…



？「嘘…ですよね？



リュウセイ…嘘ついてないよな？」



信じたくないよね？



リュウセイ「髪色は金髪で変わってて、ピアスもバチバチに開けてた。



…けどあの目と喋り方、声はどう考えてもトモヒロや」



？「…『土の檻(アース・ゲイヂ)』」



するとリュウセイが閉じ込められた



リュウセイ「なっ!?



何してんねん!!」



？「トモヒロがその場にいた？



せやったら連れてこいや!!



…俺の目の前に…出してみろや」



まさに一触即発状態



…ここであんまりバチバチして欲しくないんだけど



？「あっ、だったらケイト見てこようか？」



その時、ケイトが手を叩いて提案をした



ケイト「ケイトが眠リノ森に行って確認してくるよ」



？「…いいんですか？」



ケイト「もちろん。



…ダイキの目の前に生きたまま出してあげる」



ダイキ「…お願い…します」



ダイキは下唇を噛みながらケイトに跪く



ハッキリ言ってこの時のケイトは狂気だ



何をしでかすか分からない



…まぁトモヒロを生きたままここに連れてくれればいいや



ケイ「それじゃ、ケイト。



よろしくね」



ケイト「はい。



仰せのままに」



そのままケイトは眠リノ森へ向かって行った

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