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弐-10 ページ16

桑島慈悟郎様

拝啓 朝晩はだいぶ過ごしやすく感じられるようになりました。お変わりございませんか。

私はこの度、音柱である宇髄天元様の継子となりました。

先日、元下弦の参を討伐した際に、初めて雷の呼吸とは違う呼吸を使いました。その際、宇髄様が継子にならないかと声をかけてくださったのです。

元十二鬼月との激しい戦いの中、咄嗟に出たこの呼吸を、雷の派生から光の呼吸と名付けました。

宇髄様に指導してもらいながらこの呼吸を完成させたいと思っております。

これからも日々精進致します。

お体に気をつけてお過ごしください。

敬具
  長月A
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
桑島side

「おおおっ!!よくやった、A!!」

「急にどうしたんですか先生」

夕食後、手紙に向かって歓喜の声を上げた儂に弟子の獪岳が眉をひそめた

「すまん獪岳!前、半年前に選別に受かったお前の姉弟子の話をしたじゃろう?」

「あぁ…」

「なんと柱の継子になったそうなんじゃ。それに、新しい呼吸を生み出したらしい」

「柱の…?現役の?」

「ああ!それに元下弦を斬ったらしいんじゃ!朗報が多すぎて破裂しそうじゃ…優秀な弟子を持って儂は幸せじゃなぁ…」

「その人、女で俺より歳下なんですよね?…すげぇ…俺も頑張らねぇと」

獪岳は瞳を輝かせた

こいつは生き延びるためならどんな努力も惜しまない…二人も優秀な弟子に恵まれて良かったと心から思う

「あぁ!頑張ろうな!お前たちは儂の自慢の弟子じゃ!」

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みやびりじゅ(プロフ) - 嬉しいです、ありがとうございます!頑張ります! (2022年11月5日 22時) (レス) id: eaba6d63f6 (このIDを非表示/違反報告)
七星 麗華 (ななぼし れいか) - 面白かったです!!更新楽しみに待っています!!! (2022年11月5日 17時) (レス) @page39 id: 50853c9852 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みやびりじゅ | 作成日時:2022年1月21日 21時

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