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side,Yuya。
BESTの家に着いてから、輪の中に入ってこない光くんを心配する。
それは俺だけじゃなかったみたいで、薮くんが光くんと話し始めた頃
車椅子の上でうとうとし始めた慧くんを連れてリビングをでた。
有岡くんも空気を読んだみたいで俺についてくる。
大貴「光くん大丈夫かな。」
雄也「どうだろうね…。空白の5年間は結構長いよ。」
大貴「…そうだよね。」
有岡くんと話しながらも慧くんを車椅子から下ろし、ベッドへ寝かせた。
大貴「…俺、慧ちゃんと初めて会った時可哀想な子だと思ったんだ。」
急に昔の話をし出す有岡くんは、慧くんを寝かせたベッドの下へ腰を下ろした。
大貴「他の人とは違う。そんなの俺だってそうなのに。
なんだろうね。同情かな。」
雄也「…どうだろうね。」
俺だって耳が聞こえなくなって天井を見たまま動かなかった光くんを見て、
同情をしたことがある。
昔、小学生の時に行った修学旅行でキャンプファイヤーをして目を見開いたまま涙を流した薮くんを
可愛そうだと思ったことがある。
それは病気のせいだから、トラウマのせいだから。
そうじゃない。
雄也「同情するのって、その人が優しいからじゃない？
同情って言ったら悪く聞こえちゃうけど…、あの人のために何が出来るかなって考える材料になるでしょ。
だから、同情じゃなくて…
うーん、語彙力なくて言葉にできないや。」
へへと笑うと、有岡くんもつられて笑う。
大貴「そうだね。俺って優しいんだなぁ。」
雄也「なんか自分で言うといたい人だよ。」
大貴「ひどい。」
慧「う、…うる…さ…い。」
大貴「あっ、ごめんね。」
やっと5人が揃ったんだ。
５年前のようには戻れない、そんなのわかっているけど
出来るだけ、
あの時のような生活に戻りたい。そう願っていた。
。。。。
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華代(プロフ) - はじめまして。 一気読みでしたが、素晴らしい作品で、感動しました。 また初めから読んでみたいと思います。本当にお疲れ様でした！ (2021年2月4日 18時) (
レス) id: d952e3b0da (このIDを非表示/違反報告)
まる - 今までお疲れ様でした！俺らシリーズ含め猫チャロさんの作品が大好きです。占ツクから離れた時期もこの作品だけは思い出しては読み返していました。完結まで書いて頂き感謝しかありません。この作品に出会えたことを幸せに思います。 (2020年8月6日 4時) (レス) id: 9463c2f9d9 (このIDを非表示/違反報告)
You(プロフ) - チャロちゃん居なくなってごめん。影でずっと見てたよ。今までおつかれ様でした！悠樹 (2020年2月14日 11時) (レス) id: 6822cd0dae (このIDを非表示/違反報告)
光音 - こんばんは。今お話読ませてもらいました。猫チャロさんのお話、大好きです。伊野尾さんのキャラ設定、私の中のどストライクでした。これからもまだ読んだことのない猫チャロさんの子供、読ませてもらいます。ありがとうございました。 (2020年1月27日 20時) (レス) id: df7638da7e (このIDを非表示/違反報告)
青空と虹(プロフ) - 今までありがとうございました。そして、お疲れ様でした。寂しいですが、猫チャロさんの子供たちを大事に大事に読み返そうと思います。このアカウントを作って活動を始めたのは、猫チャロさんのお話を読んで感動したのがきっかけでした。人生を変えてくれてありがとう。 (2019年11月15日 1時) (レス) id: 4cc456b6d8 (このIDを非表示/違反報告)
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