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side.Kota



静かな白い廊下を歩く。


病院に来ると慧が手術をした日を思い出す。


頭の中にあの時のことが浮かび上がる。


駄目だ、考えちゃいけないと頭を振った。


そんな俺を不思議そうに見た高木は、同じことを思ったのか頭を下に下げた。


二宮「ここですよ。」


二宮先生に案内された病室の入口には、『有岡大貴』と名前が入っていた。


扉を開け最初に入るのは俺。そのあとを光が入る。


宏太「よう。」


反対側の窓を見ていた大ちゃんに声をかけると、大ちゃんは俺の声に反応して振りむいた。


大貴「久しぶり。元気?」


弱々しく笑顔を向けた大ちゃん。


元気?なんて聞きたいのは俺らのほうだよ。


宏太「ごめんね。俺らが気づいてあげられなくて。」


大貴「なんのこと?俺は元々こういう体だから、自分が一番わかってるんだよ。」


……だから、気にしないでと?


こんなに優しいのは何故?


光「無理して笑うなよ。気持ち悪い。」


大貴「え?ひどくない?」


雄也「俺達には嘘つくなって。光くんは有岡くんのこと大好きだもんね。」


光「は!?お前!」


顔を真っ赤にして高木を叩く光。


大貴「忘れてたけど、ひかはツンデレだもんね。」


雄也「いいや、ツンツンツンデレだね」


光「お前ら晩ご飯抜きにするぞ。」


懐かしいななんて、戻ってきたんだなって。


浮かれて気持ち悪いな。



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華代(プロフ) - はじめまして。 一気読みでしたが、素晴らしい作品で、感動しました。 また初めから読んでみたいと思います。本当にお疲れ様でした! (2021年2月4日 18時) (レス) id: d952e3b0da (このIDを非表示/違反報告)
まる - 今までお疲れ様でした!俺らシリーズ含め猫チャロさんの作品が大好きです。占ツクから離れた時期もこの作品だけは思い出しては読み返していました。完結まで書いて頂き感謝しかありません。この作品に出会えたことを幸せに思います。 (2020年8月6日 4時) (レス) id: 9463c2f9d9 (このIDを非表示/違反報告)
You(プロフ) - チャロちゃん居なくなってごめん。影でずっと見てたよ。今までおつかれ様でした!悠樹 (2020年2月14日 11時) (レス) id: 6822cd0dae (このIDを非表示/違反報告)
光音 - こんばんは。今お話読ませてもらいました。猫チャロさんのお話、大好きです。伊野尾さんのキャラ設定、私の中のどストライクでした。これからもまだ読んだことのない猫チャロさんの子供、読ませてもらいます。ありがとうございました。 (2020年1月27日 20時) (レス) id: df7638da7e (このIDを非表示/違反報告)
青空と虹(プロフ) - 今までありがとうございました。そして、お疲れ様でした。寂しいですが、猫チャロさんの子供たちを大事に大事に読み返そうと思います。このアカウントを作って活動を始めたのは、猫チャロさんのお話を読んで感動したのがきっかけでした。人生を変えてくれてありがとう。 (2019年11月15日 1時) (レス) id: 4cc456b6d8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:猫チャロ | 作者ホームページ:http  
作成日時:2018年10月6日 18時

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