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side.Kota
高木の運転でまっすーの家に行くと、慧の状態を見てまっすーは慌ててベッドを出した。
増田「もう少し早く連れてきてよ。」
宏太「ごめん。」
慣れたようにベッドに寝かせると、『痛いねぇ』なんて1人で寝てる慧に話しかけながら
手当をし始めた。
そんな中、高木の質問攻めにあう光。
雄也「じゃあさ、雪合戦したの覚えてる？」
光「覚えてるなぁ。……薮と高木だけガチでさ。あと櫻井くんね。」
雄也「あれは酷かったね。大人気ない。」
光「大人気なかったな。」
昔の話をしては2人で笑ってる。
増田「え？一緒に住み始めて3ヶ月でやっと思い出したの？」
宏太「遅いよな。」
光「やめてよ。全部思い出した訳じゃないんだから。」
雄也「いや、全部思い出したも同然でしょ。」
光「はぁ？……ちょっと違うだろ。気持ち的にもさ。」
あんま変わんねぇよって笑うと、2人とも笑った。
あぁ、なんでこんなに幸せなんだろう。
宏太「よかった。……もう無理だと思ってたわ。」
光「悪かったな。」
宏太「もっとちゃんと謝れよ。」
光「……まじお前嫌いだわ。」
増田「相変わらず仲良いじゃん。」
雄也「嫌になるよね。俺だけ置いてきぼりみたいなさ。あーあ、有岡くん早く帰ってこないかな。」
少し前に入院し始めた大ちゃんは、どのくらい不安定なのか俺達もわかってない。
増田「有岡なぁ、状態はいいらしいけど。連絡とってみるか？」
パッとスマホを出すまっすーは、すぐに電話をかけ始めた。
光「俺たち何も返事してないけど。」
雄也「シッ。」
増田「もしもし？こっちにさ、子供3人来てて元気そうだからそっち送ってあげようかと思って」
宏太「俺たちもう子供じゃないけど。」
光「立派な26歳だもんな。」
宏太「ホントだよな。」
増田「はいはい。じゃあね。」
俺らがぶつくさ言ってる間に、まっすーは電話を終えて慧を見ると、俺らの方を見て笑った。
増田「ほら！末っ子の迎えにいったいった！早く出てけ！」
雄也「急に酷くない？」
光「まぁ、末っ子が待ってるならしょうがないよなぁ？兄さん。」
宏太「そうだな。弟。車出して。」
雄也「……テンション高いね。」
まっすーは慧のことを見てるからと、俺らに手を振る。
増田「帰り迎えに来いよ。」
雄也「うん。それまでお願い。」
じゃあなと俺らも手を振って、まっすーの家を出た。
。
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華代(プロフ) - はじめまして。 一気読みでしたが、素晴らしい作品で、感動しました。 また初めから読んでみたいと思います。本当にお疲れ様でした！ (2021年2月4日 18時) (
レス) id: d952e3b0da (このIDを非表示/違反報告)
まる - 今までお疲れ様でした！俺らシリーズ含め猫チャロさんの作品が大好きです。占ツクから離れた時期もこの作品だけは思い出しては読み返していました。完結まで書いて頂き感謝しかありません。この作品に出会えたことを幸せに思います。 (2020年8月6日 4時) (レス) id: 9463c2f9d9 (このIDを非表示/違反報告)
You(プロフ) - チャロちゃん居なくなってごめん。影でずっと見てたよ。今までおつかれ様でした！悠樹 (2020年2月14日 11時) (レス) id: 6822cd0dae (このIDを非表示/違反報告)
光音 - こんばんは。今お話読ませてもらいました。猫チャロさんのお話、大好きです。伊野尾さんのキャラ設定、私の中のどストライクでした。これからもまだ読んだことのない猫チャロさんの子供、読ませてもらいます。ありがとうございました。 (2020年1月27日 20時) (レス) id: df7638da7e (このIDを非表示/違反報告)
青空と虹(プロフ) - 今までありがとうございました。そして、お疲れ様でした。寂しいですが、猫チャロさんの子供たちを大事に大事に読み返そうと思います。このアカウントを作って活動を始めたのは、猫チャロさんのお話を読んで感動したのがきっかけでした。人生を変えてくれてありがとう。 (2019年11月15日 1時) (レス) id: 4cc456b6d8 (このIDを非表示/違反報告)
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