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169* ページ14

side,Kota



ぬいぐるみを買ってもらってから、飲食店に入る。


ちょうどお昼時のレストランは意外と混んでいた。


宏太「俺これ!」


「ハンバーグ?」


宏太「うん!」


「宏太はよく食べるな。」


宏太「男の子はいっぱい食べて大きくならないとだめなんだよ!」


父さんと母さんは顔を見合って笑った。


「宏太の大人になった姿が楽しみだ。」そう言いながら。


やっとハンバーグが来た頃、お腹はペッコペコで、ガツガツと休むことなく口へハンバーグを運んだ。


そこに大きなサイレンがなる。


宏太「なんの音?」


「火事かしら…。」


父さんが周りを見て椅子から立ち上がった時、店員が厨房から走ってきて声を荒らげた。


「申し訳ございません!このサイレンは誤作動でございます。


すぐ鳴り止みますので…。誠に申し訳ございません。ごゆっくりお召し上がりくださいませ。」


「なんだ誤作動か…。」


そう父さんが呟き、椅子に座った。


この時俺はたしかに感じてた。


焦げ臭い匂い。ガソリンスタンド感のあるこの匂い。


でも小さい俺はわからなかった。


何故、そんな匂いがしているのか。


何故、こんなことになるのか。


。。。。

170*→←168〔薮の過去編〕



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華代(プロフ) - はじめまして。 一気読みでしたが、素晴らしい作品で、感動しました。 また初めから読んでみたいと思います。本当にお疲れ様でした! (2021年2月4日 18時) (レス) id: d952e3b0da (このIDを非表示/違反報告)
まる - 今までお疲れ様でした!俺らシリーズ含め猫チャロさんの作品が大好きです。占ツクから離れた時期もこの作品だけは思い出しては読み返していました。完結まで書いて頂き感謝しかありません。この作品に出会えたことを幸せに思います。 (2020年8月6日 4時) (レス) id: 9463c2f9d9 (このIDを非表示/違反報告)
You(プロフ) - チャロちゃん居なくなってごめん。影でずっと見てたよ。今までおつかれ様でした!悠樹 (2020年2月14日 11時) (レス) id: 6822cd0dae (このIDを非表示/違反報告)
光音 - こんばんは。今お話読ませてもらいました。猫チャロさんのお話、大好きです。伊野尾さんのキャラ設定、私の中のどストライクでした。これからもまだ読んだことのない猫チャロさんの子供、読ませてもらいます。ありがとうございました。 (2020年1月27日 20時) (レス) id: df7638da7e (このIDを非表示/違反報告)
青空と虹(プロフ) - 今までありがとうございました。そして、お疲れ様でした。寂しいですが、猫チャロさんの子供たちを大事に大事に読み返そうと思います。このアカウントを作って活動を始めたのは、猫チャロさんのお話を読んで感動したのがきっかけでした。人生を変えてくれてありがとう。 (2019年11月15日 1時) (レス) id: 4cc456b6d8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:猫チャロ | 作者ホームページ:http  
作成日時:2018年10月6日 18時

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