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第91夜 存在を消しましょう ページ42

「僕の事が世間に知れ渡ってるんだって」

《それは前に僕が言ったことだろう?》

「思いの外、広がる範囲が拡大すぎた」

《じゃあ、姿を変えるの?》

「ううん。犖気北瓩覘瓩修譴世韻世茵





ルフの瞳とは便利なもので。

遠くに居る相手と、
こんな他愛ない会話すらできてしまう。





「僕の存在が知れ渡ったのは組織が関わってるかな」

《何処かで接触したんだね》

「そうだね」





僕はあっちの世界で死んだ事になってる。
組織に生きてることがバレてるかあやふやな今、姿は変えた方が先決だ。


こちらの世界へ来た時、髪と目を紺色へと変えた。

その容姿が僕という存在をこの世界で成して居るのなら、元の姿に戻して存在を消そう。




《シンドリアに来れるかい?》

「いいけど。何で?」

《会談の前に1度、君と正面から向き合おうかなって》





そう彼が言った。
僕を迷宮へ導いたユナンがそう言った。


「星降る夜の太陽は、太陽でしかない」

《けれど君は、月にも星にもなれる。》


そこで彼との通信は途絶えた。









とっくに朝日は顔を出し、国が賑やかになっていく。

その中で1人、足を止め魔法を解除する。

ピィピィ…!!

ルフが嬉しそうに歓喜を上げる中、僕の姿はアルマトラン時代そのものへ。


紺色の髪と目は、ユナンと同じ薄さの金色へ。



「こっちの主も可愛いです!!」

シトラーからキャーキャー歓声が上がる。


「こっちの方がしっくりくるね!!」

やっぱ、元の姿の方が安心感あるわ〜。
あとは、僕の噂が消えてくれることを願おう。


「大丈夫です。皆に深く根付いていない今、消えるのはすぐですよ」

「そうだね!!さぁ!!シンドリアへ行くぞーー!!」

「ニャ!!」


その掛け声とともに、
再び僕等はシンドリアへ向かう。


魔法と徒歩を繰り返し、
時々寄り道をしながら数日を迎えることとなった。


そんなある日、


「おじさん、神出鬼没な旅人って知ってる?」

「あぁ?知らねぇーな。そんなの」


僕の質問に対して数人の人がそう答えた。





ユナンとの通信から数日。
神出鬼没な旅人という存在は人々の中から完全に消えた。

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千年彗星 - 花臨さん» コメントありがとうございます(*^^*)進○の巨人にもそんなシーンがあるんでしょうか?よく知らないので時間の合間に読んでみようかと思います(*^^*) (2015年10月5日 0時) (レス) id: c561c3ef2a (このIDを非表示/違反報告)
花臨 - 凄く面白いです!更新を毎日楽しみにしてます! 89話「人間です」……進●の巨人ですかね(笑) (2015年10月4日 13時) (レス) id: 932ef91d5e (このIDを非表示/違反報告)
千年彗星 - 紅鈴さん» コメントありがとうございます!更新率遅くてごめんなさい!!そう言ってもらえるととても嬉しいです(*^^*)頑張ります!! (2015年7月24日 21時) (レス) id: 81bd355fba (このIDを非表示/違反報告)
紅鈴(プロフ) - 千年彗星さん» いつも更新するのを待ってます!頑張って下さい!!v(*⌒0⌒)v頑張って♪ (2015年7月23日 21時) (レス) id: da4cbf1016 (このIDを非表示/違反報告)
千年彗星 - まめもちさん» コメントありがとうございます!なかなか更新できませんが精一杯尽くします! (2015年7月19日 17時) (レス) id: 3062e15b98 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千年彗星 | 作成日時:2015年2月3日 23時

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