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第8夜 眩しいほどの宝石箱 ページ8

世界の危機に現れた一人の少女…。


青き炎を纏うその姿は実に妖艶で。









「!!!
おぉ〜い!A〜!」

「ん?あれは…ユナン!!」


この場においてもユナンのマイペースは変わらないようで…。






あのマイペースな所どうにかならないかなぁ〜
緊張感なくなるよ…。


満面の笑みで此方に手を振るユナンに対し、
苦笑いで遠慮がちに手を振るA。









「おっお姉さん…
助けてくれてありがとう…」

腕の中に未だ収まっているアラジン…。

「その…。助けてもらって悪いんだけど…」

言いにくそうに口ごもるアラジン

え?なに?
僕なにかした⁈







しかし、そんな不安も杞憂だったようで…

「あっ暑いんだ!お姉さんの炎が!!
だから下ろしておくれよ!」









僕のジンは炎を司っているため、魔装をすると炎が自身を取り囲む形になる。

自分では気づかなかったけど、そうか…
周りからしたら暑いんだっけ?




「主…。前にも忠告したはずなんですが…」

そんなこと
あったような、無かったような…。



「ごっごめん…」

一気に皆の所へと下降し着地する。


「アラジン!無事か!?」

「怪我とかはないですか!?アラジン!」

「ふふふ!僕は大丈夫さ!心配してくれてありがとう!アリババくん、モルさん!!」









心配してくれる仲間がいる…。

それはこの世で最も美しい宝石で…。

そしたらこの世界はそんな宝石が溢れる眩しいほどの宝石箱…。

それはどの世界においても変わらない、
と僕は思う。









『おい!A!大丈夫か!?』

『Aは一人で無茶しすぎアル』

『たまには頼れよ!ガハハハ!!』

『ワヒード。君はもっと品のある笑い方はできないのかい?』

『これくらい大丈夫だよ!!!ほらほら!!』

『あはは。 Aらしいや!』

まだ幼き宝石達の会話…。

第9夜 その言葉が聞きたくて→←第7夜 生きとし生けるもの



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千年彗星(プロフ) - 明日香の部屋さん» コメントの方ありがとうございます。私のなかで誰落ちかは決まっていますが、それは作中にて明らかにしていきたいと思っています。ので、今のところは秘密ということにしております! それも含めて楽しんでいただけると幸いです! (2018年6月24日 15時) (レス) id: ca20c9b892 (このIDを非表示/違反報告)
明日香の部屋 - 質問です!これってユナン落ちですか? (2018年6月23日 22時) (レス) id: 2712192e09 (このIDを非表示/違反報告)
ねこみみ - 練紅夜さん» コメントありがとうございます!!これからも頑張ります!!! (2015年3月28日 7時) (レス) id: 009baac5cd (このIDを非表示/違反報告)
練紅夜 - スッゲーーーおもしろいです!!これからも頑張って下さい!応援しています。 (2015年3月28日 0時) (レス) id: ae8005f413 (このIDを非表示/違反報告)
ねこみみ - メイアさん» ありがとうございます!! (2015年1月22日 0時) (レス) id: cae631ef11 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千年彗星 | 作成日時:2014年11月18日 23時

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