41話 夜の街と情報屋 ページ43
私とサボは夜の街、裏社会に入った。
こんな国にもこういう場所はある。
そこら辺でクスリやいかがわしい行為が横行してる。
見るにも耐えない。
しかし、光が有れば影が出きるのも摂理。
私達だってその恩恵を預かっているのだ。
目的地に進みながら考える。
連れてきたのは私だけど、
サボを連れてきたのは大丈夫かな？
リオを連れてきたときは受け入れられず、騒ぎを起こした。
サボはその点冷静だし、理解もあると思う。
何歳かは分からない。
多分私と同じくらいだと思う。
でも、幹部になったのが速かったからかな、
サボはまだ年下のように思える。
この前まであんなに苦手だったのに。
今は全然平気だから不思議だ。
気が緩んでる。集中しろ。
ここでは何が起こるかわからない。
周囲に気をつけながら、目的の酒場に入った。
フードを外し、酒場のマスターに話しかける。
『こんばんは。
キョウがここにいるって聞いたんですけど。』
「お嬢ちゃんお名前は？」
見たところ40代後半といったどころか。
『キョウに会わせてほしい。』
「質問に答えてくれないと会わせることなんてできないね。」
少々めんどくさい。
すでに注目も浴びてしまってる。
「おい、嬢ちゃん。
知り合いか知らねーけど、こっちのルールに従ってもらわなきゃ困るよ。」
がらの悪い連中だ。
「なぁ、こいつ月夜の蝶だぜ。
少し前、懸賞金1億ベリーの海賊をひねり上げたっていう。」
まずい雲行きだ。
「こいつの素性調べて売ったらいい金になりそうだ。顔を見せてもらおうか。」
そこの奴もなと言ってサボに手を伸ばす。
その手を捻り上げて投げ飛ばす。
『相手をして上げてもいいけど、無駄ね。
私はキョウに会いたいの。
あんた達に興味はないわ。』
うん、言い過ぎたな。
何で私喧嘩売っちゃうんだろ。
少し粗っぽくなるけど、おそらくキョウにも伝わるだろう。
サボに何もするなと伝える。
「相手をしてくれよ。
ただじゃあ済まさねえからな。」
激昂した輩が襲ってくる。
私も戦闘体制に入ろうとすると手を叩く音がする。
「やめてやめて。
その人は僕の大切な人なんだ。」
二階から顔を出したのはキョウだった。
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ニコたん(プロフ) - はい！これからも応援しています！ (2019年8月18日 19時) (
レス) id: b2c8fd21b6 (このIDを非表示/違反報告)
ねこなん(プロフ) - ニコたんさん» そうです！ちょっと参考にさせてもらいました！読んでいただきありがとうございます！ (2019年8月18日 19時) (レス) id: 9cb60c2267 (このIDを非表示/違反報告)
ニコたん(プロフ) - 文中にイノシシと戦ってるみたいだとか、転がし祭とか書いてあったんで炭治郎が言ってました。りだ (2019年8月18日 17時) (レス) id: b2c8fd21b6 (このIDを非表示/違反報告)
ねこなん(プロフ) - ニコたんさん» 凄いです！読んでます！どうして分かりましたか？ (2019年8月18日 13時) (レス) id: 9cb60c2267 (このIDを非表示/違反報告)
ニコたん(プロフ) - もしかしてですけど、鬼滅の刃見てます？ (2019年8月18日 11時) (レス) id: b2c8fd21b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこなん | 作成日時：2019年8月14日 7時
