トリップ特典はアサルトライフルとスナイパーライフルでした【文スト】

トリップ特典は39話目でした ページ48

織田「…それより、この襲撃だ。一体何者なんだ。」

太宰「其奴の腰を見てみるといい。」


腰には、拳銃が１つあった。
俺のと比べると加成古いのが分かる。


「旧式の…」


名前は何だっただろうか…見た事があった筈だ。あちらの世界でも、此方の世界でも。


太宰「そう、グラオガイスト…と云うらしい。」


治兄曰く、古い欧州の拳銃で、連射性と精度がお粗末だからこの狭い路地では威嚇射撃しか出来ないそうだ。

…使う事以外に意味があるのか？

例えば、何かの印であったり…とか。


太宰「恐らく、奴らにとってのエンブレムなのだろう。自分達が何者かを示すための…」

織田「何者なんだ…？」

太宰「…ミミック」


嗚呼、嫌な予感しかしない。
詳しい事は調査中…可笑しなことが出ない事を祈るばかりだ。


太宰「…でも、安吾の部屋に狙撃銃を向けていた線から、何かわかるかもしれないね。」

織田「この金庫を取り戻す為だ。」


そう云って小脇に抱えていた少し大きめの本程の金庫を此方に見せた。

作兄は、鍵がなくて開けられなかったと云うが、きっと否、確実に治兄は開けられる。

何故なら、鍵をかけていた筈の俺の部屋に入っていた事もあるからだ。

…そんな事より、開けちゃ駄目な気がする。
見てはいけないものが入っている気しかしない。


「治兄、本当に開けるのかい…？」

太宰「…嗚呼、開けなくてはならないからね。」


治兄は、そこらにあった針金だかで、鍵穴をいじり始めた。


「作兄、嫌な予感がする…。」

織田「…大丈夫だ。」


カチッ

太宰「開いた。」


鍵が外れた音。

大きく聞こえたその音は、やけに耳障りだった。




俺は、開けようとする手を止めることは出来なかった。








［カルー］

遅くなってすみません…。
春休みな筈なのに、めっちゃ忙しいのは何故でしょう()
宿題終わる気しませんね、はい。

てか、殆ど言葉丸写しな様な…すみませんね…面白味がなくて((

いやぁ、本日もいつも通りのネガティブです。

ではでは←

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