トリップ特典はアサルトライフルとスナイパーライフルでした【文スト】

トリップ特典は29話目でした ページ37

やつがれ君とそれなりに仲良くなった俺。
時たまに、一緒に任務も行くようになった。

それでも、怪我が減る事はなかった。

逆に2人とも怪我が増えるばかりであった。


閑話休題。


太宰「ね、今日はAちゃんも時間あるでしょう？」

織田「あっおい！Aはまだ、15だぞ？」


何か企んでいるのか何時もより、年若く笑う治兄と見るからに焦っている作兄。

これから見るに、行くのは"彼処"しかない。


「嗚呼、時間ならあるよ！」

太宰「ふふ、よしならば行く処は、決まっているね！」

織田「はぁ…」


溜息を吐いた作兄でも、何処か楽しみにしているのは分かっていた。

だって、頭を掻いて眉を下げているけど、口角が上がっているからね。







夜までに任務を遂行した。

報告書も苦手だけど、夜のためだと思えば直ぐに終わらせることが出来た。

報告書を渡す際、なんだか首領は苦笑いしていた。



……楽しみだからしょうがないだろ…。

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