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トリップ特典は20話目でした ページ28

中原「…後は首領だけだな」


そう言って、頬を拭った。

周りは、凄まじい程の血痕や肉塊が散らばっている。
その中にはぽつんと、俺が飲みきったペットボトルも転がっていた。
今言ったら何だが、喉が渇いた…。
俺は何気なく喉に触れた。


「そうだね…」


俺らは先程手下が守ろうとしていた扉に近く。
それにしても…


「……上手く行き過ぎてる」


中原「…」


中也は何も言わずに、だが、慎重に扉に手をかけた。



その瞬間


カチ、何かが外れる音がした。


中也の異能力は触れねば使えない
本体が見えないのだから 使えない

この"爆弾"は避けられない

拙い


だが、中也のは死なせてはならない

殺してたまるものか


中也は唖然としていたのか、大丈夫だと自信があるのか動かなかった…それを俺は、力一杯押した。



中原「ッA!!」


前の死に方より、今回の最期の方がいいだろう。

人を守って死ねるなら、もっと。


熱風が身体を焼いた。
呼吸をするのもままならなかった。

爆風で吹き飛んだ扉に潰された気もした。

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ニコタイは単純おバカ(プロフ) - もちたぬきさん» いえいえ、宿題は覚えてる部分だけのだからもっとあったらごめんよ。゚ .(*`・∀・´*)゚ .゚ (2018年3月28日 12時) (レス) id: 3b443b51ba (このIDを非表示/違反報告)
もちたぬき - ニコタイ、お前なんていい奴なんだ・・・!宿題の件、有り難う('ω')ノ (2018年3月28日 10時) (レス) id: c83a6482c4 (このIDを非表示/違反報告)
ニコタイは毎日が寝不足(プロフ) - もちたぬきさん» そなんか、あ、宿題の範囲のはイメログにて(( (2018年3月27日 14時) (レス) id: 3b443b51ba (このIDを非表示/違反報告)
もちたぬき - あ、後宿題の場所が全然わからへんよぉ((パニック (2018年3月27日 11時) (レス) id: c83a6482c4 (このIDを非表示/違反報告)
もちたぬき - ニ、ニコタイ、今わいの小説がなんかおかしなことになっとるぅ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル (2018年3月27日 11時) (レス) id: c83a6482c4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カルー、ニコタイ x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年2月24日 21時

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