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トリップ特典は9話目でした ページ11

"敬語とさん付け禁止"

つまり、名前か苗字だろう。
名前は、駄目だろう。
てか、その前に俺が呼べない。

ならば、太宰と…織田、織田作か?

だが、それも少し抵抗が残る。

どうしたらいいんだろう…。


俺が、ずっと、名前も呼ばず固まっているところを見て、織田作が助け舟を出してくれた。


織田「それでは、Aが困ってしまう。なにか、呼び名を決めたらどうだ?」

太宰「では……」


下を向き、上を向き、色々考えているようだ。

そこまで、難しく考えなくていいンだけど…。



そして、数十秒又は数分

たっぷり考えたのか、俺たちの方へ向く時。にやりと企み顔で、向かい合った。


太宰「私達、家族なのだよね?」

「「おう/…うん」」


2人で返した。
まだ、家族というものはよく分からないが、きっとそうだ。


太宰「年が離れているが、親程ではない。」

「「おう/..うん」


太宰「ならば、決まっているじゃないか!」


俺と織田作は、顔を見合わせて、首を傾げた。
きっと2人ともこう思っただろう。

「決まってはいないのではないか。」と。

そんな事に、目もくれず太宰はにやにやとしているだけ。


太宰「兄妹さ!Aちゃんは、私のことは、"治兄"と呼ぶといい!」


俺らは、ポカンと口を開け
悪戯が成功した少年の様な表情をする太宰、否、今ならば本当に少年なのだが。

もしかしたら…太宰も本当の家族を知らない者だ。
だから、少しでもそれに似たものをつくりたかったのかもしれない。

俺は、要らない察し付けをしたのかもしれない。
間違いなのかもしれない。

でも、どんな思惑があってもそうとしか、思えなくなったのだ。



「…わかったよ…治兄。」

太宰「よしっ。」


もうこの頃にはあった、顔の包帯で、片目は見えないが、ほんの僅かに光が見えた。


そんな気がした。






「じゃあ、織田…は、作兄だね。」

織田「嗚呼。改めて宜しくな、A」

「うん、宜しく。作兄。」

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ニコタイは単純おバカ(プロフ) - もちたぬきさん» いえいえ、宿題は覚えてる部分だけのだからもっとあったらごめんよ。゚ .(*`・∀・´*)゚ .゚ (2018年3月28日 12時) (レス) id: 3b443b51ba (このIDを非表示/違反報告)
もちたぬき - ニコタイ、お前なんていい奴なんだ・・・!宿題の件、有り難う('ω')ノ (2018年3月28日 10時) (レス) id: c83a6482c4 (このIDを非表示/違反報告)
ニコタイは毎日が寝不足(プロフ) - もちたぬきさん» そなんか、あ、宿題の範囲のはイメログにて(( (2018年3月27日 14時) (レス) id: 3b443b51ba (このIDを非表示/違反報告)
もちたぬき - あ、後宿題の場所が全然わからへんよぉ((パニック (2018年3月27日 11時) (レス) id: c83a6482c4 (このIDを非表示/違反報告)
もちたぬき - ニ、ニコタイ、今わいの小説がなんかおかしなことになっとるぅ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル (2018年3月27日 11時) (レス) id: c83a6482c4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カルー、ニコタイ x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年2月24日 21時

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