思いつき短編集

【澤村大地】羨ましい<2>【コリンゴ様リク】 ページ15

一瞬大地が何を言っているのかわからなかった。でも、確かに杏や七緒の話を聞いていて、すごく楽しそうだと思っていた。私は、

「うん。確かに、杏たちが羨ましいと思った。キラキラしてて、可愛くて、乙女な感じで。」

そこまで言って、目線をずらした。
それを聞いた大地は、私の頬を掴むのをやめ、いつもより低い声で、

「俺じゃ、ダメか…？」

と、蚊が鳴くような小さな声で言った。

正直、嬉しかった。幼い頃から一緒にいて、隣にいるのが当たり前だった大地。いなくなることなんか考えられなくて、もっと話したい。もっと一緒にいたいと思っていたことならある。

でも、それが恋だったなんて思いもよらなかった。

「俺なら、お前をキラキラで、可愛くて、恋する乙女にする自信がある。試すだけでも良いから、俺と、付き合ってくれ！！」

真っ直ぐ射抜くような目をした大地。バレーをする時みたいな真剣な表情。私がそんな大地の告白をOKするのに、数分もかからなかった。

＊

「でさー、その時に彼氏がさ、手繋いでくれたんだ！すごい嬉しくてさー。」

と、杏が。

「良かったじゃん！私は、今度一緒に遊園地行くことにしたんだー！」

と、七緒。

「「Aはどうなの？」」

二人に同時に聞かれ、パックのいちごオレを飲むのをやめ、少し照れながら、

「私は、毎日抱きしめてもらってるんだ！！」

そう言ったと同時に、上から体に力がかかる、その正体は…

「大地！！」

私が大地の名前を呼ぶと、嬉しそうに

「A充電しにきた。あ、いつもAが世話になってますー。」

なんて言った。

なんだかんだで普通にリア充できてます！



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書く手が止まらなくなりました。二つに分けましたすみません。
いつもはメモに書いてから書くのに直接書いてしまったからだ。あと終わり方がすごく雑。

でもめっちゃ楽しかったです！甘くなったかどうかは知りません！

コリンゴ様、リクエストありがとうございました！
この作品が気に入っていただけたら幸いです。

では(*´◒`)ノ

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