11 屋上 ページ11
Aside
芹沢「ねぇ、飛鳥さん。」
『あ、芹沢さん。』
芹沢「あら！私の名前を知ってくれてるのね。それはまた相手にしやすいわね。」
『高校中でも知られてるんじゃないですか？有名なヤンキー集団ですよね』
間宮「明様！椿組は皆帰ったようでございます。」
芹沢「ふん、じゃあ姫花も呼んできなさい。」
間宮「了解です、明様。」
芹沢 明。間宮 雛。上咲 姫花。この3人は、この七生高校でも有名なヤンキー集団の
女子メンバーだ。何で呼ばれたかはわからないが、嫌な予感がするのは誰でもわかるだろう。
上咲「明様！お待たせいたしました。屋上にはもう誰もいませんので。」
屋上……まずいな。
嫌な予感がする(既にしていたはずだが)。
芹沢「飛鳥さん、私たちについて来なさい。」
『はい、』
なぜか私まで敬語になる。重い足を上げて階段を上る。
涼しい風とともに屋上へのドアがゆっくり開く。
芹沢「姫花、雛。こっちに来な。」
「「はい、」」
芹沢「さぁ〜て、飛鳥さん。ここに来たからには痛い目にあわなくちゃね！」
いつそんなルールができた、と言わんばかりの堂々とした態度で芹沢が言う。
間宮「明様、これをどうぞ。」
芹沢「よくわかってるわね！間宮。」
そういって間宮は芹沢のと思われるスマホを渡す。
芹沢「これ、飛鳥さんよね？」
水戸黄門のようにばっとすばやく出されたスマホの画面には、
外での部活時の絹張くんと、来週の予定を話す私のツーショット。
2人の顔がアップになっていて、カップルと思っても仕方がないような写真だ。
付き合っても何でもないのにこんな写真を見せるあるいは撮るとは、
随分悪意のある行動だ。きっと芹沢は絹張くんが好きなんだな。
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のるtwo(プロフ) - なんかすんなり終わってしまいました…もうちょいいい終わり方を探しとけばよかった… (2020年1月19日 8時) (
レス) id: f75a0edc1e (このIDを非表示/違反報告)
yui - はい！ (2019年11月25日 7時) (レス) id: a956401359 (このIDを非表示/違反報告)
のる(プロフ) - yuiさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2019年11月24日 17時) (レス) id: f5d566c6da (このIDを非表示/違反報告)
yui - のるさん» ふぁぁ…！いいお話ですねっ！続きが気になってしょうがないです！頑張ってください！ (2019年11月24日 14時) (レス) id: a956401359 (このIDを非表示/違反報告)
のる(プロフ) - えっ！？え！？お星様が黄色くなってる！？ (2019年11月22日 16時) (レス) id: f5d566c6da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜桜 x他1人 | 作成日時：2019年11月18日 8時
