### ページ4
＜ロボロ＞
zm｢おいおいお前ら…挨拶もなしかよ〜？｣
ゾムがにやにやしながらも、さりげなく助け舟を出す。そして、それに1番に乗り込んだのは言うまでもなくコネシマだった。
kn｢そうやな！すんません、突然でちょっと吃驚してもうて…どうも、コネシマです！初めまして！｣
どんなコラボでも色んな奴とすぐに話せるこいつでも、セオ君の姿を見てすぐに声が出なかったと思うと、なんか凄いなと変に感心してしまった。トントンが続く。
tn｢えとー、動画ではほんまにお世話になってます、トントンです。初めまして。｣
rb｢ロボロですー。は、初めまして。｣
em｢エーミールです。こんばんは、初めまして。｣
どうにかぎこちなく自己紹介を終わらすと、ゾムがエミさんの隣の空いた席に目をやる。｢よう分かってるやん｣とでも言いたげにニヤリと笑うと、セオ君に席を勧める。
zm｢取り敢えず座ってええで。なんか頼む？｣
『あ、いえ。僕さっき散々食べさせられたばっかなので…お水だけ、頂いてもいいですか？』
zm｢おけ。すんませーん。｣
ゾムがすぐに店員さんにお水を貰う。両手でそれを受け取ったセオ君は、にこっと微笑んだ。その顔はまるで天使みたいで。
『すみません。ありがとうございます。』
んー…。ちょっと俺には強過ぎるかもしれん…。
俺の右隣にゾムが座る。ゾムの正面にはセオ君が居るわけで、その顔を必然的に見てしまう訳で…。
kn｢ロボロ？お前なんか変な顔してんぞ。｣
tn｢何言うてん、元からや。｣
rb｢トントンお前なんてこと言うねん！｣
横のトントンを睨むふりをしてどうにか目を背ける。
(あかん…顔、赤くなってへんやろか…酒のせいにしたらええかも…。)
rb｢誰か注文ある？俺もうちょい飲みたいねんけど。｣
zm｢俺まだ食い足りひんからどんどん頼むで。何飲む？｣
rb｢なんか…何でもええから飲みたい。｣
zm｢じゃあ俺焼酎頼むからお前も飲もうぜ。｣
rb｢あ、うん。そうするわ。｣
メニューを見ながらゾムと話す事でなんとなく気を紛らわし、セオ君の方を見ると、早速コネシマのお喋りに捕まっているようだ。こいつ初対面の人にもいつものメンバーと同じくらいよう喋るからな…。頑張れセオ君。
kn｢セオ君今日はなんでこんなとこに来てるんですか？｣
『今日は、イベントスタッフとしてお手伝いさせて頂きに来てるんです。』
マイク越しではないその透明な声を聞いただけで笑みが零れるのは、魔法の作用か何かなのだろうか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 206人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぽいぽい(プロフ) - たいやきさん» あ、ありがとうございます(笑)更新頑張ります。この暑さですし、僕も東京湾に遊びに行きますね！ (2020年9月12日 21時) (
レス) id: 05af6d92c8 (このIDを非表示/違反報告)
たいやき - ストーリーが分厚い…しゅき（すいません醜いものをお見せしました今から東京湾に沈んできます（あ、いつも見てます更新無理せず頑張ってください）） (2020年9月12日 14時) (レス) id: ad609be0fe (このIDを非表示/違反報告)
ぽいぽい(プロフ) - しろねこ＠さん» ありがとうございます！また更新が遅くなり気味ですが、少しでも楽しめるようなものをあげられるよう頑張ります！ (2020年5月28日 18時) (レス) id: 05af6d92c8 (このIDを非表示/違反報告)
しろねこ＠(プロフ) - 毎回このシリーズ楽しみにしてます！更新頑張ってください！！ (2020年5月28日 14時) (レス) id: 53106b9150 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽいぽい | 作成日時：2020年5月22日 20時
