Neighbour -YS- 02

2-19.心の風通し ページ19

「いらっしゃいま……リョウクさん？？」

RW「やっほー♪まだ入れるかな？？」

「ええ^^お一人ですか？」

RW「うんっ、ごめんね、ヒョン連れなくて。笑」

「い、いえいえ///」



閉店まであと30分のところで、
リョウクさんがイロドリに来てくれた。


リョウクさんはイェソンさんのマンションから2.3分のマンションに住んでいるらしい。
こないだイェソンさんが教えてくれた。
今度はリョウクさんにも作り置き渡そうかな。




RW「どう？どう？？本気になった//？」

「え…//」

目を輝かせてそう私に問うリョウクさん。


イェソンさんへの気持ち…私は最終的にどうしたいのだろう。



「本気に……なってもいいんですかね…。
私の事を知ったら…きっと軽蔑します…。
それならば初めから本気にならない方が」


RW「………。
ヒョンには…そ、その、前の仕事の話はまだしてないって感じ？？」


「い、言えないです…！
でも私以外から聞いた方がショックですよね。。。
黙っていられる事でもないですし…」



RW「もし、もしだよ？？
ヒョンがそれでもAさんが好きって言い出したら？？」



え…？

そんな事、考えた事もなかった。

過去を受け入れてくれるならば…私はイェソンさんと？？


…///


RW「んじゃあ決まりじゃーん♪
それが本心でしょ？？
ヒョンにさ本気だって、他の人とは違うのよーってAさんからアピールしてみたら？？」


「え/// そ、そんな事できな…」


RW「言ったよね？
ヒョンの事、本気じゃないならやめてって。
傷つくヒョンを見たくないからって。
今のAさん見たらさ、本気だってわかるもんっ。
本気と本気の両思いでさ、越えられない事？？」



リョウクさんの一言は、
私の気持ちを一掃するかのように、
心の風通しが良くなって。




小難しく考えないでさ、
好き好きーってそれだけできっと良いんだよ。


そう言ってくれたリョウクさん。


ありがとう。

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