昼下がりのバトル(轟、爆豪) ページ13
｢はぁ〜、ぽかぽかあったかーい｣
休日の昼下がり、丸一日予定は無いがたまにはそんな日があってもいいだろう。
此処の所、雨続きだったが、久しぶりに晴れたのでAは寮の中庭で体育座りをして日向ぼっこをしていた。
陽射しが暖かく、程よく風も吹き段々と瞼が重くなってくる。
今日は予定もないし問題ないだろう、と心の中で寝てしまおうと決め、体育座りのまま瞼を閉じた。
｢んぅ...今何時...って、うわ！轟くん！？｣
轟｢お。起きたか｣
Aが目を覚ますと隣に轟が座っていた。
寝ながら轟の肩に頭を乗せてもたれてしまっていたようで、すかさず頭をあげる。
｢ご、ごめんね！どのくらいもたれてた...？｣
轟｢30分くらいだな｣
｢30分も！？ごめん、動けなかったよね｣
轟｢別にいい。Aの寝顔見てたから退屈しなかった｣
｢えぇ〜...｣
想定外の返答に困っていると、轟にじっと見られている事に気付く。
どうしたの？と聞くと、他人とは違う形で違う位置に付いているAの耳に、すん、と鼻を近付けた。
｢ひえっ、なななななに！？｣
轟｢おひさまの匂いがするな｣
｢ま、まぁ、ずっとおひさまに当たってたからですかね...？｣
轟｢Aの匂いと混ざって落ち着く匂いだ｣
すんすんと嗅ぎながら目を細める轟だが、Aはくすぐったくてそれどころではない。
身を捩り離れようとするが轟に腕を掴まれて逃げられない。
｢とっ、どろき、くん...くすぐったい、、｣
轟｢...｣
｢ねえ聞いてる？？？｣
爆豪｢なにやってんだ半分野郎｣
轟｢お。｣
｢ひえっ！？｣
突然現れた爆豪に、轟と共に驚いた。
爆豪は二人の目の前に立ち見下ろす。
爆豪｢今すぐクソ犬から離れろ｣
轟｢離れる理由は無い｣
そう言って轟はAの肩を抱く。
すると爆豪にも火がつく。
爆豪｢ア！？くっつく理由もねぇだろうが！！｣
｢いたっ｣
今度は爆豪がAの腕を掴み引っ張る。
悲しくもAの悲痛な叫びは届いていないようだ。
｢いてててて、二人とも！痛い！！｣
爆豪｢離せっつってんだろうが！｣
轟｢お前こそ離せ｣
｢ひえぇ〜〜、千切れるー！！｣
その様子を、寮の中から目撃した切島は、｢あいつらまたやってんな〜｣と通り過ぎていった。
めんどくさい二人(切島)→←タイトル思い浮かばんが強いていえば飯田くんのこと忘れてたわけじゃないんだからねっ！(飯田)
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花崎来蘭(プロフ) - 上鳴よ、、、私も全てを悟った (2019年5月12日 17時) (
レス) id: de01a0682a (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 轟のLINE内容が可愛い……！夢主のキャラが大好きです！更新楽しみにしてますね！ (2019年4月26日 0時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ネギまみれ | 作成日時：2019年3月28日 23時
