狂２６ ページ29
ルーシーside
矢張り所詮嘘。
まやかしに過ぎず、こんな物に踊らされる私じゃない。
それでも
話し相手、欲しかった。
普通の御友達が、欲しかった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿でも、
失敗は許されない
此の程度の子供騙しに引っ掛かってたまるものですか
ねぇ…
ル「じゃあ御友達になりましょ！！」
そう言った瞬間アンが私の目の前を塞ぎ、Aさん、だったかしら？
の方向へ彼女を捕縛しに行く。
貴「…ッ！！」
迫り来るアンに向かって筒状の
また、時間稼ぎしなきゃ。
後、もう少しだったのに。
ル「そう思った？」
アンから逃げ惑い乍らも此方に向かって来ようとする彼女に言う。
貴「な…ッ！」
動揺して動きが鈍くなり、天井から下がっているリボンに引っ掛かる。
ル「貴女の異能力が知られていないとでも思っていたの？」
発動条件、異能力の内容、、
何なら“生まれ”迄知ってるわよ？
その瞬間余裕のあった彼女の眼が殺意剥き出しの眼に変わった。
貴「…へェ…そりゃあ…凄い…」
そう言い乍ら彼女の口角は少しずつ上がっていった。
貴「…其の人形…嗾けてみなよ…」
私を捕縛したいンでしょ…？？
物凄い殺気だった。
ル「…っっ、流石幹部補佐ね…！」
アン！！
私の声に呼応してアンが飛び出していった。
貴女side
パワァもスピヰドも凄い人形なンて聞いた事無いよ…
なんて考え乍ら天井を蹴る。
すると人形が先刻迄私が居た所へと突っ込んで行った。
貴「ほぉらこっちだよ鈍間！！」
そう言って
ル「アンは鈍間なんかじゃないわ！！」
その言葉に更に呼応したか、人形のスピヰドがまた格段に上昇する。
貴「…来やがれッてンだ」
ル「如何する心算！？貴女には捕まる道しか残されていないわ！」
その言葉と同時に人形が私に向かって手を伸ばす。
貴「…えいっ」
ｷﾞﾁｯ…
人形の動きが止まる。
ル「…アン！？」
動揺する少女に「こうする心算♡」と手に持っていたリボンを引っ張って笑いかけた。
Noside
反撃する間も無く、ルーシーは頭を掴まれ、殺意剥き出しのAに持ち上げられる。
ル「わ、私は…」
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花コム( ﾟДﾟ) - 柏村葬さん:へぇ！そ、そうだったんですね…漫画持ってないので知りませんでした…申し訳無いです… (2019年3月5日 8時) (
レス) id: bbf7a999fb (このIDを非表示/違反報告)
柏村葬(プロフ) - 狂16ですが、漫画が原作なので漫画を先にした方が良いと思います。漫画とアニメでは全然違いますから。 (2019年2月25日 0時) (レス) id: 67a0056d03 (このIDを非表示/違反報告)
桜匁 - 作品、拝見しましたー！ 文章にから場面の様子がしっかりと分かり、素敵な小説だと思います！ ヤンデレ中也さん…ですか… なんかいいですね！！← これからもお体に気をつけて更新頑張ってくださいね。応援しています！(*≧∀≦*) (2018年12月8日 20時) (レス) id: 58c26fa576 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花コム( ﾟДﾟ) | 作成日時：2018年9月10日 12時
