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紫耀side
「よしお部屋戻ろうね」
廉「あい!」
何故かこの時間でもハイテンションな廉。
さっきまで眠そうに首ガクガクさせてたのに…
お風呂で興奮させちゃったかな…?
とか思いながら廉を抱っこしてリビングに戻った。
岸「あ、おかえり!さっぱりしたか?」
「うん、汗も流せてさっぱりした〜」
岸くんの問いかけにそう答えて
お水を飲みたくなって、一度廉を降ろして
キッチンに向かう
ん…?
なんかペタペタ可愛い足音が
後ろから聞こえてきてるんですけど…?
そう思って振り向いたら…
「え、廉、付いて来ちゃったの?」
その可愛い足音の正体は
ちびれんだったらしく、少しだけとろ〜んと
したおめめで俺の事を見上げてる廉
廉「しょ、一緒…」
「あぁごめんね。一緒に居るって言ったもんね」
そう言うと、小さくコクンと頷いて
俺の方に手を伸ばしてくるから、抱っこしてあげれば
俺の首のあたりに顔を埋めちゃった廉
「眠い?」
廉「ん−ん、ないない…」
眠いのかな?と思って聞いたんだけど
意地でも眠くないと答える廉。
「そかそか、ちょっと待ってね、もう少ししたらねんねしようね」
廉「んぅ…」
体が温かくなってるから眠いのは
眠いんだろけど、きっと俺が起きてるから
自分も起きてる〜みたいな感じなのかなぁ?
なら早めに俺が寝ないと
明日、廉の体がしんどくなるだけだし…。
そう思って、本当はコーヒーでも飲もうかなと
思ってたんだけど、辞めてお水を一杯飲むだけにした。
「ごめんね。もうねんねしようね」
お水を一杯飲み干すころには
ちびれんの眠さもMAXに達していて
かなり機嫌が悪くなってた。
廉「ふぇぇ…ねんね…涙」
そう泣いてる廉の背中をポンポンしながら
岸くん達に一言声を掛けてから
ちびれんを抱っこして、階段を上がった。
*
「ねんねしようね〜」
気づけば23時を過ぎてて
そりゃ眠くなるよね
思いながら、おんぶ紐の中に入れて
ゆらゆらしてあげれば、俺の服をぎゅっと掴みながら
夢の中へ落ちてった廉
「俺も寝よ」
明日は久しぶりに取れたオフ
「明日は沢山遊ぼうね」
寝てる廉に言って
廉を起こさないようにおんぶ紐から出して
廉を抱っこした状態で布団の中に入って
俺も目を瞑った
*
しょ…しょお、おっき…
「んっ…ふわぁ…れぇん?」
廉「あい、しょ…おっきして」
なんて声が聞こえて目を開けると
廉が俺を起こしてくれたみたいだった
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黒瀬優花(プロフ) - 黒瀬 さくらさん» さくらさん、お返事遅くなり申し訳ないです。ちびれんくんsideのご感想下さりありがとうございます。そう言って頂けて安心しました。またどこかでちびれんside書くと思うのでその時はよろしくお願いします^^ (2021年3月15日 16時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬 さくら(プロフ) - こんばんわ〜。ちびれんくんside良かったです!めっちゃ可愛かったです! (2021年3月14日 23時) (レス) id: 6ea3f9f285 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - remioさん» remioさん、こんばんは、初めまして。ちびれんsideのお話しに関しての感想コメント下さりありがとうございます。そう言って頂けて嬉しいです。これからもちょくちょく書いて行きたいなと思ってるので、よろしくお願いします^^ (2021年3月14日 21時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
remio(プロフ) - はじめまして。ちびれんsideのお話もとても良かったです!ちびれんのかわいさマシマシです (2021年3月14日 20時) (レス) id: afb0b1a5d0 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 時雨桃さん» 時雨桃さん、お久しぶりです。そして早速感想コメント下さりありがとうございます^^少しでも温かい感じを出そうと頑張って書かせて頂きました〜♪またリクエスト募集する際は小説内でお知らせいたしますので、その時は是非…笑素敵なリクエストありがとうございました。 (2021年3月14日 13時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒瀬優花 | 作成日時:2021年1月13日 19時