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XJ〈……俺を変えてくれた、大切なあなた〉
XJ〈今、こんな立場になってみて分かる。俺にそうしてくれたAヌナが、どれだけ優しくて、気遣い続けていてくれたのか…〉
XJ〈…最初は少しあなたのことが怖かったけどさ(笑)、〉
XJ〈今じゃ、家族と同じくらいに大切だ。世界中探したってあなたのような人はいないよ〉
そんなこと、微笑みながら囁いてくれる。
私の宿舎に辿り着くと、ドジュンは私に向き直った。
私の頭を、まるで何かとても大切なものに触れるように撫でる。
長い金髪に触れる切なげなその瞳、その視線。
ドジュンがよくするその表情は、私の心までもをぎゅっと締め付ける。
大きな手が、私の肩を抱き寄せて。
…ドジュンの腕の中に包まれて、その厚い胸板に頬を寄せる私。
そっと目を閉じれば、彼の真心に包まれているような気分になって、心地いい。
私がドジュンの腰に腕を回して、きつく抱き寄せれば、ドジュンは耳元でくすくすと笑う。
XJ〈…今日はありがとう。暖かくして寝て〉
〈うん。ドジュンも… ふふっ、イイユメ、見テネ〉
XJ〈またすぐ会おう。迎えに来るよ〉
ゆっくりと体は離れていって、ずっと握っていた手を、名残惜しそうに見つめるドジュン。
私は風に吹かれて乱れたドジュンの髪を、優しく撫でて整えてあげる。
…そのまま、頬に触れて、笑うんだ。
胸がじんわりと暖かくなる。
こんなに大切な人がそばにいてくれること。
なんて幸せなんだろう。
XJ「…おやすみ、Aヌナ」
「うん、おやすみ。………っ、」
そう言って照れ臭そうに微笑む、ドジュンのそんな表情が大好きだと悠長に構えていたら
…ドジュンが、私の手の甲に唇を寄せて
まるで今夜の月の明かりのように、優しくキスをする。
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れいら(プロフ) - 黒雷丸さん» コメントありがとうございます!!嬉しいです…！（ ; ; ）マフィアゲーム私も書きたいと思っていたのでリクエスト頂けてとっても嬉しいです!!!ぜひ書かせて頂きます(^^)本当に励みになる応援のお言葉を沢山ありがとうござます…！！！これからも宜しくお願い致します！ (2021年6月20日 0時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
黒雷丸(プロフ) - 第1話から一気見しました！最高でした…！！これからも楽しみにしてます！あの、次のリクエストに空きがあったらで良いのですが、127のマフィアゲームに女王様が参加してるのが見たいです！！リクエスト消化してからで構いませんので！！てよよ、ユタとのケミ最高です！ (2021年6月19日 13時) (レス) id: 5ed57e6908 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - まるころさん» コメントありがとうございます！お楽しみ頂けましたでしょうか(^^) (2021年6月15日 18時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - ちちゅさん» リクエストありがとうございます!! 今頂いてるリクエストを全て消化したら真っ先に書かせて頂きますね！(^^)お気遣いありがとうございます、、（ ; ; ） (2021年6月15日 18時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - さわかさん» わぁ！リクエストありがとうございました！！リクエスト見た瞬間、「これは絶対いい話になる…！」と興奮()しておりました笑笑 そのように言って頂けて本当に良かったです（ ; ; ）こんな作品ですがこれからも応援頂けると幸いです…！！ (2021年6月15日 18時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年6月10日 22時
