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何も言えなくなった私を見て満足そうにジェヒョンは頷くと、長い髪をかき上げて腕をソファーの背もたれに伸ばした。
その一挙一動にも、男らしい魅力が無造作に溢れてる。
JH「おいで、隣。」
低くて柔らかな声、優しい微笑み。
そこはかとなく漂う色気。
…なんでこんなにいい男なんだろう。
悔しく思ってしまう私が、彼の成長に追いつけていないようでそれがまた悔しい。
けど、今さら抗えるわけもなくて。
それにジェヒョンはいい匂いがするのと、体つきががっしりしてるから、そばに居ると居心地がいい。
私は彼の隣に腰を下ろして、その広い肩に頭を傾けた。
JH「…びっくりした、案外素直なんだね」
「たまにはいいかな〜と思って… …ふわぁ〜、眠くなってきちゃった…」
JH「ん…？ふふっ、ここで寝るの？」
「…ジェヒョニの体あったかいんだもん…」
JH「風邪引くよ。ほどほどにね(笑)」
そう言いながらもジェヒョンはのそのそ体を動かして、着ていたパーカーを私に掛けてくれた。
ジェヒョンの匂いがするパーカー。
体温も少し残っていて、なんだかとっても気持ちが良かった。
思わず口元までそれを持ってきて目を閉じると、ジェヒョンに包まれているみたい。…いや、確かに物理的にも包まれてはいるけど。(笑)
ジェヒョンの厚い胸板に身を任せれば、私は眠気に打ち勝つことが出来なくて 目の前がうつらうつらとしてきた。
…ジェヒョンが優しく髪を撫でたりするからだ。気持ち良くて、暖かい。
JH「…Aヌナとゆっくり過ごせたの、久しぶりだった。嬉しかったな」
「ん〜…？ふふっ、そうだね…」
JH「たまには俺たちのところもおいで。ドリムと威神の宿舎ばっか行ってないで(笑)」
「なぁにジェヒョナ、嫉妬？(笑)」
JH「…そうだよ。かっこ悪いでしょ」
「ん〜… 微妙…」
JH「あははっ！(笑) ヌナ眠いんでしょ、さっきから雑(笑)」
「む〜、雑ってぇ…ジェヒョニだけには言われたくないもん…」
思考も微睡んできて、ジェヒョンの落ち着いた声がやけに心地良くて。
初夏の優しい夜風に、月の温もり。
私はジェヒョンの腰に両腕を回して、
抱きつくようになりながら目を閉じた。
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れいら(プロフ) - ぬこたさん» コメントありがとうございます！そんなそんな、身に余るお褒め言葉です…こちらこそお読みくださって、こんな風に応援のコメントもしてくださってありがとうございます（ ; ; ）本当に励みになります！！これからも頑張ります！！(^^) (2021年6月2日 19時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - マナさん» コメントありがとうございます!!ジェミンくんが夢にご出演、、羨ましい限りです、、！！！ (2021年6月2日 19時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこた(プロフ) - いつも素敵な話ありがとうございます（; ; 最新のお話であるとある掲示板読んだ後涙が止まりませんでした泣こんなに忠実に最高なお話をかけるのが本当にすごいです…もう言葉にもできないくらい好きです（ ; ; ）これからも素敵なお話をよろしくお願いします泣大好きで (2021年6月1日 17時) (レス) id: 3435bb4356 (このIDを非表示/違反報告)
マナ(プロフ) - 大好きなお話です。お陰でジェミンのいい夢が見れました、ありがとうございました (2021年6月1日 12時) (レス) id: 60588e0cf8 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - yoruさん» コメントありがとうございます！身に余るお言葉です…!!!常に私の気分で書いてしまってるお話たちなので、方向性があっちこっち忙しすぎるかなと思っていたのですがそのように言って頂けて本当に嬉しいです（ ; ; ）これからも応援よろしくお願いいたします！！ (2021年6月1日 1時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年5月30日 2時
