恋の香りを朝日に乗せて ページ16
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JM side
JM「んん…」
頭痛と共に目が覚める。
…あれ、もう朝？
ブラインドの隙間から溢れる朝日、ベッドの脇に置いた時計を見てみれば午前7時。
俺… 昨日の夜は何をしていたっけ。
そして目を左側にやった時、マジで心臓飛び出そうなくらい驚いた。
JM「っ…！！」
……Aヌナ…？
床に座り込んで、俺のベッドの上に腕を組みながらそこに頭を乗せて寝ている。
なんでヌナがここに…？
大困惑するけれども、
朝日に照らされる真っ白な、まるで陶器みたいな肌や
お人形さんみたいな長い睫毛にいつも通り見惚れてるくらいには、だんだん俺は正気を取り戻してきた。
そしてピンと思いつく。
…そうだ、俺。
ヌナのインスタ見て謎にキレて、酒飲んだんだった…。
JM「うわぁ〜……マジか…」
「……ん… ジェミナ…？」
JM「あっ、ごめん… 起こしちゃった…」
頭を抱えて落ち込んでると、Aヌナがピクッと体を動かして目を覚ました。
背伸びすると彼女の背中からポキポキと音が聞こえてくる。そうだよな、床で寝るなんて疲れるはずだ。
いつもジェノが寝てるはずの向こう側のベッドにあいつの姿は無くて、…てか俺、どんな風にここまで運ばれてきたの？
JM「ヌナ、こっち来て休みなよ。俺そのへん座ってるから」
「んーん、大丈夫。気分、よくなった？」
JM「それなりには…」
「あははっ！お酒得意じゃないのに飲むから…(笑)」
JM「……あの、俺昨日…変なこと言ってた…？」
そう尋ねれば、Aヌナはくすくす笑いながら俺のベッドに腰を下ろして、俺に微笑みかけた。
…朝イチでその笑顔はずるいよ。
「ふふ、ナナちゃんずっと拗ねっぱなしだったよ(笑) ジェノに文句言ってたし、みんなの前で私のことギューッて抱きしめて…」
JM「うわうわうわうわ、うっっわ……」
「ほんとに酔っ払ってたよね、あんなジェミニ久々に見たもん(笑)」
JM「…みんな、なんて？あ、てか俺ここまでどうやって…？」
「結局私と話してるうちに眠っちゃって、ジェノがここまで連れてきたんだよ。ドンヒョギと会長はめちゃくちゃ面白がってた(笑)」
JM「はぁ… あいつらあとで…」
何やってんだ俺…。
…ジェノにすら嫉妬してるなんてバカみたいだよな、ほんとに。恋すればどんな男も馬鹿になるけどさ。
珍しく俺が参ってる様子に、ヌナは楽しそうに笑いながら俺の寝癖を直し始めた。
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れいら(プロフ) - ぬこたさん» コメントありがとうございます！そんなそんな、身に余るお褒め言葉です…こちらこそお読みくださって、こんな風に応援のコメントもしてくださってありがとうございます（ ; ; ）本当に励みになります！！これからも頑張ります！！(^^) (2021年6月2日 19時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - マナさん» コメントありがとうございます!!ジェミンくんが夢にご出演、、羨ましい限りです、、！！！ (2021年6月2日 19時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこた(プロフ) - いつも素敵な話ありがとうございます（; ; 最新のお話であるとある掲示板読んだ後涙が止まりませんでした泣こんなに忠実に最高なお話をかけるのが本当にすごいです…もう言葉にもできないくらい好きです（ ; ; ）これからも素敵なお話をよろしくお願いします泣大好きで (2021年6月1日 17時) (レス) id: 3435bb4356 (このIDを非表示/違反報告)
マナ(プロフ) - 大好きなお話です。お陰でジェミンのいい夢が見れました、ありがとうございました (2021年6月1日 12時) (レス) id: 60588e0cf8 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - yoruさん» コメントありがとうございます！身に余るお言葉です…!!!常に私の気分で書いてしまってるお話たちなので、方向性があっちこっち忙しすぎるかなと思っていたのですがそのように言って頂けて本当に嬉しいです（ ; ; ）これからも応援よろしくお願いいたします！！ (2021年6月1日 1時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年5月30日 2時
