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RJ side
宿舎に到着して、俺がタクシー代を払っている間に車外へ出たヌナだけど、俺が車を降りた時にはその辺でうずくまっていた。
RJ「Aヌナ、どうしたの！？」
「う〜〜……車酔いしたぁ…」
その姿は本当に辛そう。
すぐに駆け寄って、ヌナの体を支えようとするけど、歩かせるのも酷な話だ。
俺はしゃがみ込むと、ヌナに背中を差し向けた。
RJ「乗って、Aヌナ」
「んん…？…ロンジョン〜、私のことおんぶできるの…？」
RJ「ロンジュンな？？？俺筋肉あるし。男だし。」
「ふふふっ、無理しなくていいよぉ…私も立てるもん、」
RJ「あ、ちょっと！」
自力で立とうとするけれど、脚に力が入らないようで転びそうになる。
俺が思わずそのふらつく体を抱き寄せると、
ヌナは力尽きたように俺の胸の中へ倒れ込んだ。
…あ、なんだろう。
……初めての感情が、この胸に湧き起こる。
ヌナの艶やかな髪、紅潮した頬
長い睫毛、弱々しい眼差し。
憧れの対象で、誰より頼れるヌナで。
俺をいつでも支えてくれる、かっこいいひと。
だけど、今は…
…俺が、Aヌナを守りたい。
なんて… 俺らしくもないけれど。
ヌナが俺に覆い被されるように体を移動させて、ヌナの重心を安定させると、一気にその軽い体を背負う。
ヌナは俺の首に腕を回して、肩に顎を乗せて、小さく呻いていた。…不謹慎だけど、くたびれてるヌナって可愛いな。(笑)
少しでも夜風に触れたら、気分が良くなるだろうか。ヌナをおんぶしながら、いつもよりゆっくり歩く。
「…ロンジュナぁ…」
RJ「うん？」
「…ふふっ、ありがとう…。」
RJ「…」
「ん〜、ロンジュニの背中…きもちいーね、好き……」
伝わる体温、耳元に触れる吐息。
…やめてくれ、ほんの些細なきっかけで何かが俺の中ではち切れそう。
なんでこんなにドキドキしてるのか、自分でも全く分からないよ。
どうかこの戸惑いが、伝わっていませんように。
ヌナがくすくす笑う声に、無駄にどぎまぎしてしまう。
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れいら(プロフ) - にむさん» コメントありがとうございます!!お喜び頂けて嬉しいです（ ; ; ）これからもルハンくん出演する予定ですのでぜひお楽しみに！(^^) これからもご愛読のほどよろしくお願いいたします!!! (2021年5月30日 9時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - ルカさん» ルカさん今回はリクエストありがとうございました!!(^^)お楽しみいただけたでしょうか、、？そのようなご感想を頂けてこちらは感無量です（ ; ; ）お気遣いもありがとうございます！！これからもよろしくお願いいたします！(^^)♪ (2021年5月30日 9時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
にむ(プロフ) - 初めてコメントさせて頂きます！今はnctペンですが、kぽにはまったきっかけがルゥちゃんだったのでお話に出てきてとても嬉しいです（ ; ; ）これからも更新楽しみにしております！ (2021年5月29日 1時) (レス) id: a48024efc5 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - わー！！ルーカスのお話ありがとうございます！読んでいる間、ルーカスが実際に目の前にいるかのような素敵な時間を過ごさせて頂きました！この作品に出会えて幸せです！これからも無理なく、活動なさってくださいませ。陰ながら応援しております。 (2021年5月28日 23時) (レス) id: 321cd616f5 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - 矮楼さん» コメントありがとうございます！これからもルハンくん出演する予定なのでぜひ見守って頂けたらと思います(^^)お気遣いありがとうございます！！ (2021年5月28日 22時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年5月23日 13時
