スカスカランチタイム ページ45
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DY side
一昨日、通販で届いたカラーボックス。
部屋に置こうと思ったんだけど、想像以上にスペースを取って結局置けそうに無かった。
するとヌナが「それ私によこせ」と、人に物を頼む時とは思えない言葉で言ってきたものだから、今日こうして届けに来たんだ。
部屋のドアの前でインターフォンを鳴らし、少し待つ。するとドアの向こうからぱたぱたと足音が聞こえてきた。
ガチャっとドアが開いて、
DY「Aヌn」
「スッカスッカ〜〜〜♡♡♡」
DY「はいこれあげるさっさと受け取れ俺帰る！！！！！！！！！！！」
「カジマァ！！！ごめんて！！！！ｗｗｗ」
…この数ヶ月、うちの日本人はどっちも俺を見るたびスカスカしか言わなくなった。ほんとどうかしてると思うこの年長たち。
玄関先にカラーボックスを置いてダッシュしようと思ったのに、ヌナに手首を掴まれて引き止められた。
溜め息をついて振り向くと、彼女は大きな目をくしゃくしゃにして笑ってる。
…もう、しょうがないな。
「ふふっ、ありがと持ってきてくれて。上がって上がって！」
DY「うん、お邪魔します。もうお昼食べた？もし良かったら何か食べに行こうか」
「あー、今サンドイッチでも作ろうと思ってた。スカも食べる？」
DY「ヤー！！！ほんとに！！ヌナ！！！」
「ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
絶対反省していないその細い背中。俺はそれでも笑って、軽く肩を小突くことしか出来ないんだ。イジられるのにも慣れてしまったものだな、慣れたくなんかないけど。(笑)
それにしても、久々にAヌナの部屋に来た。…相変わらず、すごく綺麗にしてる。
お互い全てを知り尽くすほど長年一緒に居るのに、それでもまだヌナには俺の知らない顔がありそうで、それを感じる瞬間… 不意にヌナをいつもと違うように意識してしまう。
「その辺に置いといて」と言われた通りに、カラーボックスを置いてソファーに座った。
だけどキッチンで料理してるヌナの姿を見ると落ち着かなくて、俺は立ち上がるとヌナの隣に立った。
頭一つ低い場所から俺を見上げてくる姿。
…黙ってれば、素直に“可愛い”と思うのに。(笑)
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れいら(プロフ) - えるちゃんさん» コメントありがとうございます!!笑 このワードだけで誰か分かるえるちゃんさんの知識も豊富な素材を提供してくれるnctも本当にすごいと思います!!!笑笑 (2021年5月17日 15時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
えるちゃん - 面白くない人wwwwwwマカオの変な人wwwwwww間違いないですwwwwwww雑すぎて好きwwwwwww (2021年5月17日 15時) (レス) id: 905bdade2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年5月15日 13時
