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XJ side
宿舎の下に行くと、俺は少し驚いた。
エントランスのすぐ横に、ヌナの車が付けてあったから。
運転席の窓が開いて、サングラスを掛けたヌナが俺に手を振る。…早く乗れ、と。分かりました。
助手席に乗れば、ヌナのCHANELの香り。
黒革のシートの座り心地には、いつでも緊張してしまう。
Aヌナはそんな風に少しぎこちない俺の様子を、あははっと爽快に笑った。
「それじゃあドライブ行ってみよー♪」
XJ「事務所行く時間までには帰してくださいね！！！念には念を押しますよ！！！あなたのことだから！！！！！！！」
「分かってるってば！(笑) てか、2人の時はタメ口でいいって言ってるじゃん」
XJ〈2人っていうか…中国語の時でしょ？(笑)〉
〈ソウソウ！〉
XJ〈…あ〜〜〜〜！！！こうするの本っ当に楽！！！〉
〈ヌナニ感謝スルンダナ〉
XJ〈うん、本当にありがとう。Aヌナ(笑)〉
あ、いつもの調子が戻ってきた。
ヌナってめちゃくちゃカタコトだけど中国語を話せるし、リスニングにはなんの問題も無いみたい。
韓国語の時は周りの人に敬語を使わなきゃいけないから、いつも肩に力が入って凝り固まってしまうんだけど…ヌナは昔から中国語でいいよって言ってくれてる。それって結構気楽なんだよ。ありがたい。
…そう、意外でしょ？(笑)
俺とAヌナ、俺が練習生の時から仲良くやらせてもらってるんですよ。
俺が練習生になったのはみんなと比べたら結構遅い頃で…って、この頃の話はまた今度でもいいか。
すらりと伸びた長い脚を組んで、窓を少し開けたAヌナ。軽快に車は走り出す。
車内には俺が知らない日本のロックが流れて、たまに強い風が吹き込めばアイスグレージュのショートヘアが揺れて。
西日に照らされるその綺麗な横顔を眺めていると、俺も自然と頬が緩むようだった。
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れいら(プロフ) - えるちゃんさん» コメントありがとうございます!!笑 このワードだけで誰か分かるえるちゃんさんの知識も豊富な素材を提供してくれるnctも本当にすごいと思います!!!笑笑 (2021年5月17日 15時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
えるちゃん - 面白くない人wwwwwwマカオの変な人wwwwwww間違いないですwwwwwww雑すぎて好きwwwwwww (2021年5月17日 15時) (レス) id: 905bdade2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年5月15日 13時
