薔薇探しの夜 ページ11
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「ふぁぁああぁあ〜〜〜…」
JM「ふふっ、よかったね〜Aちゃん♡」
「…ほんとに良かった…」
私の宿舎までの帰り道。
雪がちらつくソウルの夜はとっても寒いけれど、ジェミンと一緒なら不思議とそれを感じなかった。
…し、お酒が入ってるからって理由も多分ある。(笑)
人通りの無い道を、彼におんぶされながら
大きなあくびをしたあと、私はジェミンの広い背中にぎゅっと抱きついてそっと目を閉じた。
今日も彼が着ているミント色のパーカー。
ジェミンの香りだけじゃなくて、最近はほんのり私の香水も漂うようになった気がする。
それがなんだか嬉しいって、ジェミンが言っていた。…一人の時も私の存在を感じられるみたいで、胸がぽかぽかするんだって。
そんなことを思い出すと、もっとほっぺが熱くなる。
「…本当に良かった。安心したから飲み過ぎちゃった…(笑)」
JM「そうなるのも当たり前だよ。Aちゃん、すっごい緊張してたからね…。…俺も、まさかみんながあんなに暖かく受け入れてくれるとは思ってなかった…」
「…みんな優しいな、ほんと…」
JM「それだけAちゃんが普段からみんなに信頼されてるってことだよ。さすがだね、俺たちの女王様」
「それはちょっと恥ずかしいよ…(笑)」
JM「ふふっ(笑)」
「…ねえ、ジェミナ」
JM「うん？」
振り向いたジェミンの瞳が、私を見上げてる。
彼の丸くて穏やかな瞳。
いつだって甘やかしてくれるような、そんな優しい笑顔。
彼の些細な仕草にすら心が暖かくなって、口元がふにゃふにゃしてしまうんだ。
私は微笑んで、彼の頬に自分の頬をくっつけた。
「…嬉しかったよ。私の代わりにあんなに堂々と話してくれて。…あんな風に、私のこと言ってくれて。本当に嬉しかった…」
JM「Aちゃん…。……ふふっ、俺に惚れ直した？(笑)」
「…うん。相当ね(笑)」
JM「……え、ほんと？」
そして私はまた、彼にぎゅっと抱きつく。
ジェミンは参ったように笑い、私の頬にちゅっとキスをした。
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れいら(プロフ) - akkoroさん» ご感想ありがとうございます！本当にいつかウィンウィンも居るイリチルがもう一度見たいですね泣 いえいえ、こちらこそこの小説をお読みくださってありがとうございました💖またいつか素敵なお話を提供出来るよう頑張ります😊💚 (2021年11月23日 21時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
akkoro(プロフ) - ウィンウィンのいるイリチルの姿に泣きながら読みました。今はまだ実現しないけどいつかメンバー全員が揃ってのパフォーマンスを見たいと願っていますが先に描いたくれてありがとうございました！言葉にすること、願う事、これ大事！と思いました。ありがとうございます (2021年11月23日 12時) (レス) @page50 id: 79727b217b (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - SFさん» SFさん、これまでも沢山の応援本当にありがとうございました！SFさんらしき方からのご感想、しかと受け取りました…!!（何せフォームが匿名なもので笑） 本当に沢山感想を頂けてモチベーションになっていました^^ お付き合い頂きありがとうございました！！ (2021年11月23日 1時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - れなさん» 返信遅れました🙇🏻♀️テオヌナロス…とっても嬉しい言葉をありがとうございます！😂❤️またいつかカムバするかもしれないので、お楽しみにして頂けたら嬉しいです！ (2021年11月23日 1時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
SF(プロフ) - お話の最後、終わり方まで美しかったです。（Googleフォームに激長の愛を回答したのにこの一文を入れ忘れました。）とりあえず薔薇の件は人生辛くなる度に読み返すことにします！！！ (2021年11月21日 2時) (レス) id: 3dff394c60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年11月11日 22時
