・ ページ40
.
MK side
“そんなの私よりマークのことがずっと大事に決まってるからだよ”
Aヌナが言った言葉は、
どこかのドラマのセリフみたいなのに
自己犠牲的な愛情を俺たちに向けている彼女らしくて、すんなりと受け止められるんだ。
いっつも何をするか分からない。
突拍子も無く行動し、マイペースで、やりたい放題で。
俺は宇宙人って呼ばれてるけど、この人の方がよっぽど宇宙人だと思う時すらある。(笑)
だけど、
いつもグループのこと見てて、気を配って、
少しでもへこんでる時は話を聞こうとしてくれたり、逆にそのまま放っておいてくれたり。
そんなAヌナの存在って、なんて言うか、こう…
…愛おしいんだ。ものすごく。
俺の髪をわしゃわしゃ撫でてボッサボサにしたまま、我が物顔で俺のベッドに寝てるヌナ。俺は起き上がり、その悠々自適な姿に笑いを堪えきれなくなりながらも、彼女に抱きついた。
「わっ！急に来るじゃん(笑)」
MK「ん〜〜〜、Aヌナ〜… …ほんとに、ありがとう」
「ふふっ、どういたしまして。明日はもっと体、楽になるといいね」
MK「それもそうだし、それだけじゃないし。あーヌナ、マジでなんか…」
いつもよりずっと強く、ぎゅうっとAヌナに抱きつく。
その暖かな胸に俺を抱いてくれるヌナが大好きだ。
…そうだ。
俺はすぐそばにあるAヌナの顔を見上げ、微笑んだ。
MK「…I love you, my sweetheart」
俺、ドンヒョギに出会うまで怒りって感情を知らなかったように(笑)、
こんなにも暖かくて、優しくなれる気持ちを、
家族以外の誰かに覚えたのはAヌナが初めてだった。
そう断言できるのは、彼女が俺にとってそれくらい大切な人だからだ。
常にヌナにくっついていたいとか、独占したいとか、そんな気持ちは全く無い。いつもヌナの取り合いをしてるヒョンたちやドンヒョギの姿を見て、共感したり笑ったり、そんな楽しい時間が好きなんだ。
Aヌナはいつも俺を明るい場所へと連れていってくれる。
何度も言うけれど、彼女にはそんなパワーがあるんだ。
おひさまのよく当たる場所まで、手を強く引いて導いてくれるような。
ヌナは俺の言葉に少し驚いて、
…俺が大好きな笑顔で、目を細める。
「Me tooだよマクヤ！！！ヌナもマクが大好きだよ〜〜〜！！！♡♡♡」
MK「うわ、苦しいよヌナぁ〜！(笑)」
「うちゅちゅちゅちゅ〜〜〜♡」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1343人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れいら(プロフ) - りさこさん» 動き出しました…！！果たして20までにクライマックスに辿り着けるか怪しいところではありますが😂最後までドキドキしながら見て頂けるよう頑張りたいと思います！コメントありがとうございます！！ (2021年9月30日 19時) (
レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
りさこ(プロフ) - 少しずつ動き出しましたね…！これからクライマックスがどうなっていくか楽しみです！最後はみんなが笑っていますように！！テオちゃんが脱退する未来なんて見たくないです😭 (2021年9月29日 1時) (レス) id: ee497d0949 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - ひかるんさん» 本当でした！😱ご指摘ありがとうございます！🙇🏻♀️ (2021年9月25日 2時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
ひかるん(プロフ) - ソンチャンとショウタロウの絵文字逆になってますよ〜 (2021年9月25日 2時) (レス) id: b91485c027 (このIDを非表示/違反報告)
れいら(プロフ) - りさこさん» コメントありがとうございます！本当は実際にいるメンバー分だけにしようと思ってたんですけど、我慢できず入れちゃいました😂そんな風に仰って頂けて作者としてはとても嬉しいです…！これからもイジられていく予定なので宜しくお願いします！笑 (2021年9月23日 3時) (レス) id: c38a85a6a7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れいら
| 作成日時：2021年9月23日 1時
