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あたふたしているとジェヒョンさんは大きな声で笑いながら、目を細めて私の頭に手を置いた。
JH「ありがとう。気持ちは伝わった。」
「…なら良かったです！！！！！！」
JH「今日も元気いっぱいだね？」
「はい！！！！出勤前にジェヒョンさんのLemonadeのチッケム沢山見たのでおかげさまで元気です！！！！！！！」
JH「…ありがとう(笑)」
「はい！！！！大好きです！！！！！！！！」
勢い余って思いを伝えてしまった。やれやれ。
ジェヒョンさんは耐えきれず爆笑しながら、私の髪をわしゃわしゃと撫でた。…その雑さも大好きです。
するとジェヒョンさんは、不意に何かに気付いたように目を丸くした。
そのまま私の髪に指を通す。
JH「…エラ、髪色変えた？」
「待ってください逆に今まで気付いてなかったんですか？？？」
JH「白くなってる。」
「ええ、前ピンクだったんですぐ気付かれると思ったんですけど気付いてなかったんですね、ぴえん案件やねんけどどない？？？？？？」
JH「うわ、今気付いた。おー、結構変わったじゃん」
…ま、まあ、あのジェヒョンさんが気付いてくれたってだけでも良しとしよう。究極のマイペースで基本は何事にも無頓着なジェヒョンさんだもの。比較的分かりやすい私の変化に気付かないほど興味が無かったとしてもまあ、うん、まあ、気付いてくれたからまあいい。うん。
そう自分を強引に納得させている中でもやっぱりマイペースなジェヒョンさんは、綺麗に色が抜けた私の白い髪を見て、「雪みたいだね」と微笑んだ。
JH「どんな色でも似合うね」
「…ほんとですか？」
JH「うん。綺麗」
「ほんとですか！！！！！！」
JH「ふふっ(笑)」
「わぁ、嬉しい…！」
JH「…俺、いいと思うよ。そんな風に自分の気持ち、ちゃんと言えるの」
「…そう、ですか？」
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作者名：れいら
| 作成日時：2021年11月25日 20時
