sequel. (ページ22)

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ヘチャン「…俺言ったじゃん。お前に振られた時 '' 泣きたくなったら胸貸すよ ''って」

「うん、」

ヘチャン「でも、やっぱり嫌だわ」

「え？」

ヘチャン「Aの泣き顔とか俺、辛くて見てらんねえ。」

「…あのね私さ、たぶんヘチャンの前でしか泣けないんだ」

「ヘチャンの前だと安心しちゃって全部溢れそうになる。」

いつもはクソガキヘチャンなんて言われるけど本当は頼りがいがあって優しくてそんな彼にいつも助けられてる

「ごめんね、いつも迷惑ばっかかけて」

ヘチャン「やめろ」

「…」

ヘチャン「そんな顔するなよ。抱きしめたくなるじゃん」

ヘチャン「だからさ、今からでもちゃんとテヨンイヒョンと話し合え。じゃないとずっと後悔するぞ」

「今からって、でも」

ヘチャン「スマホ貸して」

「え、あっ、」

ヘチャンは私からスマホを取り上げると指を動かして「はい」と返された私はその画面を見た。

Aテヨンイヒョン、今から会えますか?話したいことが。

テヨンいいよ。宿舎で待ってる

「っヘチャナこれ！！」

ヘチャン「ほら。あとはお前が行くだけだぞ」

「でも、、」

ヘチャン「いいから行ってこい。俺はここで待ってる」

「、」

ヘチャン「笑顔で帰ってこいよ。な？」

「うん、ありがとうヘチャン」

「わたし行ってくる」

ヘチャン「行ってらっしゃい」

背中を押されてわたしは宿舎まで全力で走った。

ちゃんと話そう。伝えよう

背中を押してくれる応援してくれるそんな人がいるからこそ私は少しずつ自分と向き合える

「ヒョンっ！」

テヨン「A？」

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