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．
−HC side−
明日は休日だからって、俺はスマホゲームをしていた。
prrrrrr
いじっていたスマホの着信音が鳴った。
誰だよ、せっかくいいところだったのに、！
スマホ画面の上の方を見ると、
「、、」
連絡相手は、ヌナだった。
今はヌナの声なんか聞きたくなかった。
俺はスマホを裏側にして、机に置いた。
prrrrrr prrrrrr
着信音は中々鳴り止まなかった。
prrrrrr prrrrrr prrrrrr
「あぁもう！」
「、もしもし」
すると、聞こえてきたのはヌナよりも少し低い声の女性だった。
SA「あ、ヘチャン君？私、Aの友達のスア」
SA「前、電話したことあると思うんだけど」
あぁ、あの時の、(63話参考)
SA「急にごめんね」
SA「実はAが酔っちゃって」
SA「寝たままヘチャン君の名前呼んでてさ」
SA「ごめんなんだけど、迎えに来てくれない？」
SA「住所は○○ー△△△」
SA「じゃ、お願いね！」
「あっ、ちょ」
俺が言葉を発する前に、電話は切れてしまった。
これ、強制的に行かないといけないやつじゃん、、
俺今ヌナと気まずいのに…
でも、スアさんに迷惑かけちゃってるみたいだし、
それにここから近いし、
行くか、
俺は走って、ヌナ達がいる場所まで向かった。
SA「あ、ヘチャン君！」
SA「ごめんね呼び出しちゃって」
「いえいえ」
SA「ほらA、ヘチャン君来てくれたよ」
『んー』
『ヘチャニ？』
「うん、ヌナ、帰ろ」
『うん』
「スアさん、迷惑かけちゃってごめんなさい」
SA「ううん」
SA「A、鈍感だから許してやってね」
「、」
SA「あ、あと、」
SA「酔っぱらったA、破壊力すごいから頑張ってね」
「…はい、」
SA「ふふ、じゃ！」
「ヌナ、行くよ」
『んー』
『おんぶ』
「え？」
『駄目？』
「っ、」
「仕方ないな」
無自覚で涙目でこっちを見つめるヌナは、とんでもなく可愛かった。
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lokior - nctloveさん» コメントありがとうございます！！私も♡の多さに驚いてます笑本当に温かい言葉、嬉しいです！ありがとうございます！私も大好きです💕 (2022年10月31日 17時) (
レス) id: fd6c8e4d01 (このIDを非表示/違反報告)
nctlove - コメント失礼します！本当に面白くて最高です！！88話で(現在)♡が65もついてて、勝手に喜んでます笑lokior様のペースで全然いいので、これからも頑張って下さい！大好きです💕 (2022年10月29日 16時) (レス) id: dcd732d59e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：lokior | 作成日時：2022年8月10日 11時
