【モテる男はいい香り】身近なもので香水手作り対決！！ ページ18
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て「いい匂いになりてえ。いい匂いになることが、モテるための最重要事項である」
虫「説得力がなさすぎる！」
【 てつや論：いい匂い＝モテる 】
「そんな論理展開してる暇あったらほんと風呂入って」
て「俺ね？男にはくさいって言われるけど、女の人にはフェロモン的なアレでめちゃくちゃいい匂いって言われるんですよ？」
り「それはAが女の人じゃない、と？」
「はい、炎上」
て「待って待ってそういうことじゃないやん！」
【 てつやはいい匂いを標準装備しているらしい 】
り「そんなんバカな女だけだからね」
「はい、炎上」
と「Aお前それ頷きながら言うなよ」
虫「同意してんじゃないよもう」
て「まあだからね、今回はとにかくいい匂いになることだけを考えて」
「でも香水買うお金ない時間ない！って人に朗報です」
て「はい、あーっと驚く！香水作り対決ー！」
り「香水ってなにからできてるかわからんもんね」
て「なのでそれを思考錯誤しながら作って、より香水っぽいものを作れた方が勝ちということで」
【 ルール：より香水っぽいものを作った方が勝ち 】
て「じゃあ文系理系対決で！文系は俺としみつゆめまる、理系はりょうと虫さん、審判はAで！」
「結果見えちゃってんじゃん大丈夫？」
と「てめえ失礼だな、てつやのランシュー嗅がすぞ」
「それ香水と一番対極の存在だからね」
て「それはひどすぎん？」
【 理系チームの香水作り 】
虫「理系代表りょうくんです」
り「あ、どうもどうも。僕らはフルーツからいい匂いを取ろうと思います」
「りょうくん白セーター似合うなあ…」
虫「ファンの方ですか？」
り「ふふ、あとエタノールとアンモニアも入れてね。香水苦手な人ってこのアンモニア成分が原因らしいよ」
「すご、詳し、イケメンだわ…」
り「俺のこと大好きじゃん」
虫「ファンが混ざり込んどるな」
【 文系チームの香水作り 】
て「まずはグレープフルーツのフルーティーな匂い、んでそこにざくろ黒酢ちょい足し」
ゆ「そしてそこに、香り柚子」
と「で、バニラエッセンスと」
「まあ妥当ですね」
と「なんでそんな上からなんお前、てつやのランシュー嗅がすぞ？」
「そしたら審判が死んで勝者が決まんなくなっちゃうけどいいの？」
て「何気に俺めっちゃdisられてない？あ、待って、最後にこのブレスケアも茹でんと」
「……ふぁ！？」
ゆ「Aがツッコむの忘れてるｗｗ」
【 いざ、実嗅 】
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作者名：V
| 作成日時：2018年11月19日 21時
