ランドールとヤンデレ少女の恋 (ページ8)

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第七話(ランドール目線) ページ8

やっと午前の仕事が終わった。
今日もトップの座をサリーから奪うことができなかった。

ファンガス「午前中お疲れ様。後少しでサリーに追いつくところだったんだけどなぁ…」

ランドール「うるせぇ…」

また、イライラして思ってもない言葉が出てきてしまう。

ファンガス「とりあえず、昼食を摂りに行こうか。」

ランドール「今日は1人で行くよ」

これ以上一緒にいるともっと強く当たってしまう。

ファンガス「今日はって…いつも言ってるじゃないか、たまには一緒に…」

ランドール「うるせぇんだよ…俺は1人にしろって言ってるんだ。」

ごめんな、ファンガス…

ファンガス「わ…わかったよ…！ちゃんと食べるんだよ？」

ランドール「あぁ、言われなくてもわかってるよ。」

ファンガスが少しさみしそうに去っていく。
いつも悪いと思ってる。
でも、どうしてもうまく自分の気持ちを表現できないんだ…

A「ランドールせ～んぱいっ！」

後ろから何かが抱きついてきた。
いや、何かはわかっていた。

ランドール「ちょっ！？おまっ…は…離れろよ！人前だろ！？///」

こいつは、抱きつき魔か。
突然のことに動揺してしまい、思わず顔が赤くなる。
Aが顔をのぞき込んでくる。
気がつかれたくないため、顔をそらす。

A「あれ？もしかしてランドール先輩、照れてます～？♡」

ランドール「照れてるわけ無いだろ。にやにやするな、気持ち悪い。はやく離れろ。」

冷たく言い放ってみると、Aははーいと言いながら素直に離れた。
文句あり気だったけど。

ランドール「用事はなんだ？」

A「一緒にお昼食べましょ～♡」

俺は1人で食べたいんだが…

ランドール「断る。」

A「わかりました、じゃあ今ここでみんなの前でキスしてもいいですか？」

ランドール「はやく昼食食べに行くぞ。」

A「やった～！は～い！」

まったく、こいつは何なんだ…