小型犬王子が不器用だった件について

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DO ｢お嬢様があの制服を大事にされている事は皆分かっております｣


A ｢…たまには、皆にお礼しないとね｣


DO ｢使用人たち全員の誕生日を覚えて、当日には必ずプレゼントを渡されているじゃないですか。私も毎年頂いていますし…それだけで十分でございます｣


A ｢それはそれ、これはこれ。何がいいかな？ギョンス聞いてみてくれない？｣


DO ｢私がですか？｣


A ｢もちろんバレないように。これは命令よ！お願いね！｣


DO ｢…かしこまりました｣


A ｢(* ´ ˘ ` *)ﾌﾌ｣

家に着き

メイド達 ｢おかえりなさいませ｣


YJ ｢A様、おかえりなさいませ。制服の方クリーニングさせていただきます｣


A ｢お願い｣

ヨンジャさんにとりあえずジャケットを渡した

メイド ｢お風呂の準備も既に整っています｣


A ｢ありがとう｣


DO ｢お嬢様、本日はお父様とお兄様が急遽帰国なされるようです｣


A ｢嘘！じゃあ急いで入ってくる！｣


DO ｢ですが！A ｢こんな姿、見せられないでしょ！｣


DO ｢いや、あの…｣


A ｢何？｣


DO ｢もう到着されたようです｣


A ｢は！？え、どこに？家？｣

ガチャ

DO ｢あ｣

急遽帰国になったお父様とオッパが…帰ってきてしまった

A ｢マズい！｣

玄関から少し離れたところにいた私は急いで隠れた

A ｢ギョ？ ｢ギョンス！そんな所でどうした？｣


A ｢！！(この声は、お父様の声だ…)｣


お父様とオッパには赤札の事を言ってない

だから今の汚れている姿を見られたら理由を言わざるおえない…

DO ｢旦那様、坊ちゃん、おかえりなさいませ。少しボーッとしていただけでございます｣


？ ｢何かあったのか？｣


A ｢(オッパの声…)｣


DO ｢いえ、何も｣


父 ｢Aはもう帰ってきてるか？｣


DO ｢はい。先ほどご帰宅されたばかりで、今はお風呂に入っております｣


父 ｢そうか…｣


SH ｢Aも、もう迎えてはくれないのか…｣


DO ｢いえいえ！お2人が帰国される事を伝えたら｢可愛くしないと｣という風に言っておりましたのでそういうのではございませんよ！｣


父 ｢そんな事を言っていたのか！？｣


DO ｢はい！｣


父 ｢なんて可愛いんだ( *´꒳`*)/｣


SH ｢自慢の妹だ(*´ω`*)｣


父 ｢それじゃあ、私も着替えてこようかな｣


SH ｢僕もそうします！｣

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