19. ページ19
DO ｢皆さん、お風呂場の支度とお嬢様のお手伝いをしてあげてください｣
メイド達 ｢かしこまりました｣
DO ｢ヨンジャさん、私の部屋でよろしいでしょうか？｣
YJ ｢どこでも構いませんよ｣
30分後…
A ｢卵も小麦粉も、思った以上に厄介だわ…はぁ、スッキリした｣
そんな独り言を呟き、自分の部屋に戻ると
ガチャ
SE ｢A！｣
ギューっ！
A ｢セフン？どうしたの？｣
セフンがいた
SE ｢どうしたも何も、赤札貼られたって本当？｣
A ｢まぁ、色々あって…｣
SE ｢怪我は？｣
A ｢いや、まだそこまでの事はされてないよ。1日目だからね｣
SE ｢今日は何されたの？｣
A ｢卵と小麦粉かけられただけ、あとは振り回されたり｣
SE ｢十分されてるよ…どうしてAに赤札が｣
A ｢それは…聞いてないの？｣
SE ｢うん、赤札を貼られたことしか｣
A ｢そっか、あのね｣
私は昨日と今日の出来事を話した
SE ｢そんな事になってたんだ…｣
A ｢私、ムカついてつい色々言っちゃって｣
SE ｢Aがムカつくのも無理ないよ｣
A ｢…なんで赤札なんて作ったんだろ｣
SE ｢誰かが傷つくことになるのに？｣
A ｢うん。あの学園の人はみんな冷たい、お金持ちだからって偉そうにして。何がそんなに偉いんだろう｣
SE ｢……｣
A ｢同じ人間なのに…どうしてあんな簡単に人の事傷つけられるんだろう。いつも見てて苦しいの。何も出来ない自分も悔しい。本当は助けてあげたいけど自分のこと考えて助けてあげられない｣
A ｢それって結局、私も同じなんだよね。赤札を楽しんでるF4と自分の意見を持たずにF4の言いなりになってるあの学園の生徒たちと、、、一緒だ｣
ギュッ
涙目になっていると、セフンに抱きしめられた
SE ｢そんな事ないよ、Aはちゃんと助けてるよ｣
私が首を横に振ると
SE ｢Aに助けられた人、沢山いる。みんな今は楽しく学校生活送ってるよ。最初はクラスに馴染めなかったりした子もいたけど、Aが来てちゃんとフォローしてあげた。そのおかげで毎日楽しいって言ってた｣
SE ｢僕はあの子達の今があるのは、Aのおかげだと思ってる｣
A ｢え…？｣
SE ｢だからAは、F4とも他の生徒達とも一緒なんかじゃないよ｣
A ｢…ありがと、セフン｣
SE ｢うん、どういたしまして！(❁´꒳`❁)｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 323人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
NATZU(プロフ) - ソナさん» コメントありがとうございます！！すぐに返信出来ずに申し訳ありませんでしたm(_ _)mそう言ってもらえてすごく嬉しいです！その言葉を励みに頑張りたいと思いますのでこれからも応援よろしくお願いします！！〇┓ﾍﾟｺｯ (2019年12月2日 0時) (
レス) id: d9ea95abc6 (このIDを非表示/違反報告)
ソナ(プロフ) - はじめまして、ソナです。とても面白いです。応援しています！ (2019年11月20日 9時) (レス) id: 26502574e8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：NATZU | 作成日時：2019年11月8日 4時
