64. 純粋ですが、何か? ページ14
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母 「まぁ学校は違ったし、親戚で集まるときに会うくらいで他に機会も無かったけど、昔から勉強が出来て、運動も得意で、面倒見も良いし、何でも器用にこなす子だったわよ」
BG 「モテる小学生の条件、しっかりクリアしてますね!」
母 「そうなの!周りと比べて少し大人びてる子だったし、ほら女の子って精神年齢高い人好きになるでしょ?」
BG 「…そうでしょうか?」
A 「あ、自分が精神年齢低いから自信ないんだ」
BG 「おい、ここぞとばかりに入ってくるな」
A 「なんでだよ」
母 「そういえば!幼い頃にAが『次はいつジフンくんに会えるー??』って聞いてきて、もうそれはそれは可愛くてね〜♡」
A 「オンマ、喋りすぎじゃない?そろそろキッチンに戻ってもらっていいかな」
母 「まるで遠距離恋愛中のカップルみたいだったわ♡」
A 「お願いします。料理を再開してください。」
BG 「今のAからは想像出来ないほど純粋だったということですね!」
母 「そういうこと!」
A 「今も純粋だわ」
TH 「それは無いよ」
A 「え?」
BG 「お母様!」
母 「はい、ボムギュ君。」
BG 「ちなみにお聞きしたいのですが、今でもその " いとこのジフンくん " とは会っているのですか??」
母 「それがね、もう2年は会えてないの」
BG 「なぜですか??」
母 「ジフンくん、今ニューヨークに留学中なのよ」
BG 「ハイスペっすね!」
母 「そうなの!向こうの海外ガールにも、きっとモテてるんでしょうね〜」
BG 「まさかAの初恋相手が、そこまで優秀ないとこだったとはなー」
A 「もう十分でしょ。満足したなら、さっさと帰りやがれ」
BG 「断る」
A 「は?」
BG 「お母様!」
母 「はい、ボムギュ君。」
A 「先から思ってたけど、それ一々いる?」
BG 「Aはジフンくんに告白してフラれたとのことですが、どのように告白して、どのようにフラれたか分かりますか??」
母 「もちろんでございます」
A 「なぜ?」
母 「これは、親戚でBBQパーティーをしていたときの話です。」
A 「入りおかしくない?」
母 「みんなで楽しく、それはそれは盛り上がりました。夕方頃になって、大人達は片付けを始めました」

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作者名:NATZU | 作成日時:2024年8月16日 11時