61. 告白 ページ11
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A ｢え？そこは最後まで言わせてあげなよ｣
BG ｢いやだって、付き合ってください！orデートしてください！でしょ？？｣
女1 ｢え、あ、はい…｣
BG ｢ごめん。俺、2年先まで休み埋まってるんだ｣
女1 ｢えっ？｣
A ｢大嘘つくなよ｣
BG ｢ごめんね｣
女1 ｢あっ…はい…｣
BG ｢それじゃあ、気をつけて帰ってね｣
女1 ｢はい…｣
A ｢最低｣
BG ｢どこが｣
A ｢あんな気弱そうな子が、頑張って勇気出して告ろうとしたって言うのに、遮るわ、断るわ、まじで無い｣
BG ｢まぁまぁ嫉妬すんなって｣
A ｢してない。てか全女子敵に回すぞ？？｣
BG ｢じゃあお前は、好きでもない名前すら知らない奴とデートしろ、付き合えって言うのか？？｣
A ｢そうじゃなくて、あんたの対応に問題があるって言ってるの｣
BG ｢あんなの毎日言われてみろ、そりゃ流したくもなる｣
A ｢流すな。人の告白を｣
BG ｢はいはい｣
A ｢はいはいじゃないわ！いい？あんたにとっては毎日のことで大したことじゃないかもしれない。でもね、告白する人にとっては特別なの！大事なの！！その為にどれだけの時間を費やすか…｣
BG ｢何でお前がそこまで熱くなるんだよ｣
A ｢…告白するって、すごい勇気いることなんだから。｣
BG ｢お前…｣
A ｢…何よ？｣
BG ｢さては、過去に告白して振られたな？？｣
A ｢っ！！…違うわ！ただ人の気持ちをもっと大切にしてってこと！｣
BG ｢いや、全然誤魔化せてないからな。え、いつ？？俺知ってる人？｣
A ｢黙れ！｣
帰宅。
A ｢ただBG ｢ただいまー｣
A ｢は？おい｣
母 ｢おかえり。ボムギュや、今日家でご飯食べてく？｣
A ｢え、なんで普通に受け入れてるの？｣
BG ｢食べるー｣
A ｢あんたも遠慮しなさいよ｣
BG ｢今さらだな｣
母 ｢そうよー、ボムギュが図々しいのは昔からじゃない｣
A ｢あ、図々しいとは思ってたんだ｣
母 ｢それにほら、ほとんど家族みたいなものだし！｣
BG ｢ありがとう、おばさん！｣
母 ｢おばさん、？？｣
BG ｢お母様！｣
母 ｢はい、どういたしまして｣
A ｢おばさんNGなんだ…｣
TH ｢見てられない｣
A ｢テヒョナっ！！｣
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作者名：NATZU | 作成日時：2024年8月16日 11時
