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冬哉side

乃杏くんに説明してもらって大体わかった。

「それじゃ、俺が記録まとめて先生に渡す。どうせ競技出ないから暇だし。」

「了解。」

競技ごとにでる人が違って被っていると先生にまとめて渡すのを急いでしないといけないから動くのも大変。

だから競技出ない俺がすればいいじゃんってことで。

「学年別競技は二つづつか。ま、俺は全部記録担当だから関係ないけど。」

ってか記録担当の体育委員っていないのな。

「聞いてよ、冬哉。体育委員の記録担当さ、サボってばっかでなにもしないから体育委員クビ。」

「体育委員クビとかあるのかよ……。」

「それが初のクビだって体育委員会担当の笠木先生が言われてたよ、冬哉くん。」

そうなのか。

代わりは流石にまだ決まってないか。

「それじゃ、担当も決まったことだしなにする?」

「昼寝?」

春馬……。

「まだ帰っていい時間じゃないし。」

「トランプでもする?」

夏樹、なんで持ってきてんだよ。

「お、記録係はもう終わったのか。なら帰っていいぞー。」

「海田先生、そんな適当でいいんですか?」

彩乃が聞くと海田先生は手を振った。

「いいの。現にもう帰ってる奴らいるから。」

海田先生は外を指さす。

そこには既にカバンを持って下校中の生徒がちらほらといた。

「なら帰ろっか。」

「そうするか。」

「そうしようぜ。」

「うん、帰ろ帰ろ!」

「なら僕も帰る。」

「僕も帰ります!」

俺らは立ち上がり、カバンがある人はカバンを持った。

「海田先生、さよなら。また明日。」

「さよなら。」

「さよならー。」

「海田先生、さようなら!」

「海田先生、さようなら。」

「海田先生、さようなら。明日もよろしくお願いします!」

「おーおー。さよなら。」

俺らは下駄箱に向かった。

春馬も夏樹も彩乃も真白も乃杏くんも制服なのに俺だけ私服っていう違和感がすごい。

「同じ方向同士で帰ろうぜ。」

「春馬と彩乃と乃杏、俺と冬哉だな。」

「じゃ、また明日。」

俺は夏樹と歩き出した。

そして荷物を持って帰った。

明日が楽しみだ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ここまで読んでいただきありがとうございます!

後日続編に移行させていただきます。

よろしくお願いします!


続編

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夏夜桜 - 夢華さん» 面白いんですか?ありがとうございます!更新頑張ります。 (2019年1月9日 22時) (レス) id: dbd4689f32 (このIDを非表示/違反報告)
夢華 - とっても面白いですね!更新楽しみにしてます!がんばって下さい! (2019年1月9日 18時) (レス) id: ceff9b5b24 (このIDを非表示/違反報告)
夏夜桜 - 更新頑張りますね!何かあったらコメント欄に行かせてもらいます。設定ありがとうございました。 (2019年1月8日 21時) (レス) id: dbd4689f32 (このIDを非表示/違反報告)
大手裏剣(プロフ) - 購入ありがとうございました。応援しています!更新頑張って下さい。なにがあればご連絡下さい。 (2019年1月8日 21時) (レス) id: 930f4adcc1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏夜桜 | 作成日時:2019年1月8日 20時

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